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Channel: ころころな趣味。
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スーパーカーミュージアム(18)

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今日紹介するスーパーカーは・・・コレ!

皆さん、ご存知ですか~?

 

 

 

 

ブガッティ EB110

1991年式

魔方陣スーパーカーミュージアムにて 2014年7月13日撮影

 

ブガッティというのは、イタリアのスポーツカーブランドで、1909年に設立。

創始者であるエットーレ・ブガッティの製造するクルマはどれも優秀で、多くのレースで勝利を飾るうちに有名になりました。

・・・が、設計した飛行機が大して売れなかったり、戦争で工場が破壊されるなどして業績が悪化。最終的には、他の会社に吸収されてひっそりと姿を消しました。

時は流れ・・・1987年にイタリア人実業家がブガッティの商標を手に入れたことがキッカケで、ブガッティブランドが突如復活。そしてその4年後となる1991年―エットーレが誕生してから丁度110年後―にこのクルマが発表されました。

・・・その名も、EB110。

EBというのはブガッティの創業者の「エットーレ・ブガッティ」の頭文字を表しており、ブガッティのエンブレムにも書かれています。110は言うまでもなく、エットーレ生誕110周年を意味するものです。

 

とにかくスピードを追求したスーパーカーだけあって、幅が広くて凄く薄っぺらいです(笑)。最高時速は324kmらしい。

デザインもアバンギャルドなものになっており、この顔は一度見たら忘れられないほどの強烈な個性を放っています。

・・・僕はあんまり好きじゃないですけど(汗)。

 

満を持して復活したブガッティですが、あのイタリア人実業家が投資をし過ぎたため財政が破綻、1995年に倒産してしまうのでした。

とはいえ、その3年後の1998年にはVWが商標権を買い取り、VW傘下でブガッティブランドがまた復活するのでした。

倒産しても、何度も何度も甦る・・・まるでゾンビのようなブランドです(笑)。

世界最速の市販車として名を轟かせたヴェイロン・スーパースポーツは、VW傘下になった後のブガッティのクルマなので、このブガッティとはまた生まれが違うのです。

 

 

 

エンブレム。

 

 

 

 

 

 

明らかに、空力を意識したと分かる流麗なデザイン。

これのおかげで、300km/hを超えるスピードで走らせても安定しているとか。

 

 

マフラーは、意外と控えめな二本出し。


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