秋の山梨をほんわかドライブするついでに“ある草ヒロ”を撮影しに行った際の収穫を紹介する「色付いた山梨へ」シリーズ。
今週から木曜日はこのシリーズでやっていきたいと思います。
このシリーズ初回の今日ですが、初回からこのシリーズ本命の“ある草ヒロ”を紹介したいと思います!
最終回では、裏本命(偶然出会ったから本命とは言えないか)のレア車を紹介することで上手い具合に締めようと思っています。
それでは・・・お目当ての草ヒロをお見せしたいと思います!どうぞ!
初代セリカです!
トヨタ セリカ1600ST(TA22)
1970~72年式
山梨県北部にて 2015年11月3日撮影
・・・そして更に、ワンテールの初期型でした!
セリカの草ヒロというだけでも珍しく、ワンテールモデルということ更に珍しくてビックリだというのに、もっと驚くべきは・・・グレード!
現存する初代セリカの9割近くは(ソース無し)GTといっても過言ではないでしょうが、なんとコレはGT以外のグレードでした!
STです!他にも、LTや最廉価グレードとしてETなんてのもありましたが、それらもかなりレアであります。
Twitterのフォロワーさんに教えていただいた個体ですので、グレードもSTだと分かった上で接近・撮影しましたが、完全にノーマークの状態でこれを見つけていたとしたら発狂モンでしょう(汗)。
お庭に駐車して置いたらいつの間にか草ヒロになっていたという、受動系の草ヒロ。カーブの先にあるためか、クルマが突っ込んできたような損傷を受けているテールが痛々しいですが、人気車種の割には外装が残っているのがありがたいところですね。
STの証拠となるエンブレム。
GT以外のグレードは、自分好みのエンジンやミッション、内装を選べる“フルチョイスシステム”が採用されていたのです。
ただ、結局これはそこまで人気が出ず、フルチョイス対象外だった最上級グレードのGTに人気が集中する結果となりました。
STのエンブレムその2。