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Channel: ころころな趣味。
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朝っぱらから地元放置車探し(1)

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朝早い時期から地元の宿題個体を撮り漁った探索。

今日よりスタート・・・!

 

 

 

 

まずは放置車両ではなく、偶然見つけたネオクラから紹介します。

今回は、90年代のトヨタ車です!

 

トヨタ ソアラ(Z30)

1994~96年式

神奈川県西部にて 2015年9月20日撮影

 

80年代初頭からバブル期にかけて絶大な人気を誇ったトヨタのスペシャリティカー:ソアラ。このクルマを筆頭にハイソカー(High Society Car)というジャンルが登場し、バブルの崩壊までに、ユーノスコスモやレジェンドクーペなどの様々なライバルが登場しました。

 

このソアラは、3代目のモデル。

初代からのキープコンセプトだった2代目とは打って変わって全く別のデザインに。90年代のデザイントレンドが80年代とは対照的の“丸”だったこともあるのか、3代目ソアラはお饅頭のようなむっちりボディへと見事変貌!

アメリカでベンツやBMWと対抗するために開発されたモデルで、北米ではレクサスSCとして販売されました。このデザインになったのも、アメリカ人の好みに合わせるためと思われ、日本よりもアメリカの市場を重視した結果と言えるでしょう。

それが仇となったか、バブルが崩壊したためか、はたまた両方か・・・ともかく日本では初代や2代目よりは売れませんでした。開発はバブル期だったため、内装やメカの類はかなり豪華な作りになっているのですが・・・やはりデザインとバブルの崩壊の両方が原因でしょうな。

 

個人的に3代目ソアラで好きになれない箇所は、ヘッドライトの内側にある2つの副灯。・・・まあ、これがあるから没個性的な顔にならずに済んでいるのでしょうが、なんだか釈然としません。

この時期にはこのデザインが流行ったのか、オートザム・クレフやCR-Xデルソル(前期)なども似たような顔をしています。

 

 

 

トヨタ スプリンターマリノ(AE100系)

1994~98年式

神奈川県西部にて 2015年9月20日撮影

 

地元探索シリーズで一度登場したことのある車種です。

あの個体はフルノーマルでしたが、コイツにはちょっとしたカスタムが加えられているようで。

グリルは外され、ヘッドライト・フォグランプはブラックスモークになっていました。また、マイルドなデザインのホイールキャップは外され、黒鉄チン剥き出しのワイルドなスタイルに。VIP仕様のような競技ベース車のような・・・とりあえず只者ではなさそうな雰囲気を感じました。

 

 

 

トヨタ カローラスパシオ Lパッケージ(E-AE111N)

1997~99年式

神奈川県西部にて 2015年9月20日撮影

 

エスティマの登場でミニバンがブームになってからは、色々なメーカーから様々なジャンルのミニバンが実験的に開発されていきました。

このカローラスパシオもその一つ。“カローラ”の名前が冠されている通り、ベースは110系カローラです。

 

110カローラをベースにして背を高くし、テールはハッチバック様として一列2人乗車の3列シートで6人乗りのミニバンとしたものがスパシオ。小さいけど6人乗れるという、運転のしやすさ・機動性の高さを重視したプチバンの先駆けであります。

新しいジャンルのミニバンながら、小さいミニバンというコンセプトはそこそこ受けたようで、割かしヒットを記録しました。ホンダからモビリオという対抗車種が登場したほどです。

フリードと絶賛販売競争中のプチバン:シエンタはスパシオの流れをくむクルマであり、容姿は全く異なりますが、スパシオの血が流れていると言えるでしょう。2代目やシエンタへ乗り換えた人がかなり多いのか、初代はかなり見かけなくなってきています。

 

当時ミニバンはRVの一種として考えられており、初代スパシオにもRVを感じさせる装備がありました。

この個体にあるようにルーフレールが装着されたり、RVの定番であった2トーンカラーが用意されるなどです。どうやら、大きめのフォグランプが搭載されるモデルもあったらしいですね。


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