前回の話
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博士 「さあ、この調子でドンドン見つけるぞ・・・!」
助手 「はい!」
見習い 「おぉ、ありましたありました!」
助手 「早速・・・!?」
No.018
バス(日産ディーゼル or いすゞ)
年式:1970~80年代
用途:不明(物置?休憩所?) 場所:空地
博士メモ:さっきのレンジャーについ付いて、またまたなかなか見かけん大きいサイズの草ヒロじゃ。全身赤に塗られとるが、どういう意図なんじゃろうか?
助手 「なんかのバスみたいですね。」
博士 「そうじゃな。例によって、車種はおろかメーカーすら分からんが・・・。」
助手 「ですね~。大体どれも似すぎなんですよバスのデザインは・・・!もうちょっと努力してほしいものですね・・・!」
博士 「おい、そういえばここには・・・」
助手 「・・・あ、そうだ!ここにはクルマに詳しい草田くんが・・・!」
見習い 「いやいや、すんません。オレもマイクロを除いてバス苦手なんすよ~。・・・なんで、恥ずかしながら型式までは分かりませんね。」
助手 「やっぱ草田くんでもダメだったか・・・!」
見習い 「いやでも、メーカーだったら、日産ディーゼルか三菱ふそうだって分かったんすけどね。」
助手 「まじで!?」
博士 「それだけでも十分じゃろう・・・!・・・一体オヌシ、どこで判断しとるんじゃ?」
見習い 「それはですね、ライトのデザインでメーカーが分かるんですよ!」
博士 「ナヌッ・・・?」
助手 「えぇ~!?」
見習い 「さっき先輩がどれも同じって言ってましたけど、ちゃーんとメーカーごとに差別化されてるんですからね・・・!気付かないのは・・・先輩が興味ないだけなんじゃないですか?・・・クルマに興味のない人がBMWの顔はどれも同じって言ってるようなもんですよ!」
助手 「ぐっ・・・。じ、じゃあ、一体どう違うのか言えるわけ・・・!?」
博士 「そうじゃな。そこまで言うなら、知っておかねばならんぞ。オヌシ。しかし、ワシだってBMWの顔はどれも同じにしか見えんが・・・。」
助手 「そりゃ博士、貴方がそんなにクルマに興味ないからでしょうが・・・。・・・で、草田くんどうなの?言えるの?」
見習い 「もちろんもちろん、モチのロン。よゆーで言えますよ。まず、中・大型バスを販売している主なメーカーはいすゞ、日野、日産ディーゼル、三菱ふそうなのですが・・・」
博士 「フムフム。」
見習い 「いすゞは楕円型でメッキ加工されていて、日野は角型、日産は楕円型でボディ同色、三菱だけチョット特殊で、楕円型も角型も楕円もあるのです。」
助手 「・・・あ~だから、日産か三菱って断定できたんだ~。」
博士 「よお知っとるのう・・・。」
見習い 「まあでも、中・大型の路線バスにしか使えに方法なんですけどね。」
助手 「いやいや、それだけでも十分役立つって・・・!今度僕も使ってみようかな。」
見習い 「先輩、次廃バスを見つけた時、それを覚えていればの話ですけどね。」
助手 「ちょ・・・草田くん。それ煽り?煽りだよね?」
博士 「ちょっといい気になっとるんじゃないのか~?」
見習い 「ハハハッ。悔しければ、勉強してくださいな!」
博士 「ぐ・・・こ、コヤツ・・・。」
つづく
「この物語、そしてこの物語に登場する団体・登場人物はワシを含めてフィクションじゃぞ。実在するものとは、一切関係無いからの。」
「・・・。」