ラストは“シリーズ連載計画”のイメージ画像にもなったこの個体・・・!
日産バサラ・・・!?
日産 ホーミーバンロングDX(E24)
1986~97年式
神奈川県西部にて 2015年9月20日撮影
・・・のワケもなく(笑)。
見ての通りE24キャラバンでした・・・と思いながらリアへ回ると、“HOMY”のステッカーが!
・・・というわけで、ちょっといい意味で期待を裏切ってくれるホーミーだったというのが正解です。
(キャラバンとホーミーでは微妙にグリルのデザインが異なるのですが、この時は未だ知らなかったというのはここだけの話)
そもそも、バサラというのは日産のマイナーなミニバン。
知っている人は知っているでしょうが、デザインは勿論キャラバンやホーミーとは全く異なります。スライドドアを採用しない上質なミニバンとして開発された、ホンダ・オデッセイの対抗車種として登場したプレサージュの兄弟車なのです。プレサージュはブルーステージ、バサラはレッドステージで販売されていました。
・・・とまあ、あまり関係のないバサラの解説はこんくらいにして、このホーミーを見ていきましょう。
ナンバープレートが取り換えられていることを別にすれば、見た目は至って普通のホーミー。
物置として使われている様子もなく、ただただ置き続けているうちに放置車状態になってしまったといったところでしょう。
・・・にしても、一体全体どういうわけでバサラのネームプレートが取り付けられたのでしょうか・・・?
それ以前にどうしてディーラーで使われるようなネームプレートを一般人が所有していたのかを考えることから始めてみましょう。・・・僕が考えた理由は二つあり、一つはこのクルマのオーナーさんが日産ディーラーに勤務していた、もう一つが、オーナーさんがかなりの日産マニアだった・・・。
取り付けられた理由に関しては、オーナーさんなりの遊び心のようなものでしょうかね?実際、バサラというマイナーな車種に僕もビックリして、ついついニヤリとしそうになりましたし、分かる人に分かってほしい的な気持ちがあったのでしょうか・・・?
・・・こんな所、放置車好き以外誰も注目しないと思いますが・・・。
ホーミーとバサラの謎の共存・・・。
お知らせ
次週より毎週水曜日は、「地元の宿題個体たち~受験期の休息編~」シリーズをお送りします。
お楽しみに・・・!