マツダ T2000
1969~74年式
神奈川県にて
何度も通ったことのある道路でしたが、この日に久々に通ると、なんとマツダのオート三輪が止まっているではありませんか・・・!
車検が切れているようなので、自走してきたわけでもなく、連れてこられて置いたのでしょうが、後になって放置車両が増えるパターン、しかもそれが昭和時代のクルマとなると初めてでした。
Tシリーズは長きに亘って生産されていたので、年式を見分ける箇所が沢山あります。エンブレム、フェンダーミラー、フロントウィンカー、ワイパー・・・などなど、まあ色々あるわけですが、このT2000にはサイドマーカーが見受けられるので、最も後期の69年以降のモデルと分かります。
色々な年式判定パターンがあると、やはりマニア心をくすぐってくれるわけですが、いかんせんミゼットに比べると見かける台数が少ないのがちょっと・・・という感じです。
マツダのTシリーズは70年代に入ってからも生産が続けられていましたし、ミゼットに負けず劣らずバカ売れしたクルマの筈なのですがね。聞くところによると、80年代の頃は普通に零細運搬事業車両や林業のクルマとして使われていたと聞きますし、やはりここ数年で一気に数を減らしてしまったのでしょうね。
この子には、是非とも復活を願いたいところです。
おまけ
T2000を撮影した直後に発見しました。
今どき包丁研屋さんって営業していたのですね・・・。なんとも昭和の香りが漂っていました。