マセラティ カムシン
1977~82年式
福山自動車時計博物館にて 2013年8月5日撮影
少し場違いな感じがしないでもないですが、この博物館にはスーパーカーもいました。
マセラティのカムシンというスーパーカーです。
スーパーカーブームの頃にも販売されていたスーパーカーの割にはあまり有名でもない気がしますが、そこはスーパーカーの国:イタリアのメーカーが製造、そして、あのカウンタックをデザインしたガンディーニがデザインしただけはあって、スパーカーの王道を行くスタイルではあります。
それだけとなると個性的な中でも個性に埋もれてしまうのですが、ボンネットのルーバーを敢えて左右非対称にしたり、後方サイドにはエクストラウィンドウが設けられるなど、カムシンがカムシンたるデザインが散りばめられているという、マイナーながらもデザインは佳作以上の日陰の花でした。
おまけ
スーパーカーの中にまで乗り込めるなんて…太っ腹な博物館ですこと。
実際に出るかは分かりませんが(多分出ません)、メーターには300まで刻まれていました。
こまっこまの計器、スイッチ類がいかにもカッコよく、ワクワクが掻き立てられますよね~。
リアゲートに巨大な窓があるおかげか、駆動方式がFRであるおかげか、後方視界はスーパーカーにしては抜群です。