マツダ サバンナRX-7(E-FC3S)
1989~91年式
神奈川県西部にて 2015年3月11日撮影
孤高のロータリーエンジン搭載車、80年代と90年代が融合した独特なデザイン、豊富なタマ数、マンガによる影響など…様々な要因が重なって現在でも人気の高いスポーツカーの一つである、FCこと、二代目サバンナRX-7。
そんな人気車が、地元の駐車場に放置されていました。バンパー形状からすると後期型のようです。
走り屋達から人気の高いFCなだけあって、言うまでもなくノーマル状態ではなく、ホイールの交換は勿論のこと、本来ポジションランプがある位置に大きめの穴を開け、リトラクタブルヘッドライトを固定式に変更するといった大掛かりなカスタムが加えられており、現役時代は愛着を持って所有されていたことが窺い知れます。
しかも、シェイドグリーンと呼ばれる、限りなく黒に近い深緑色であることを考えると、限定車の∞SPECⅢ/Ⅳの可能性もあるという、夢のある放置車です。…まあ、GT-Xをベースに∞仕様にしただけかもしれませんが…。
…そんな貴重なFCが今やこの有様。
タイヤはパンクし、ボディのコーティングは剥げ、ワイパーは錆び付き…かつてのオーナーさんは今や何処…。車検シールが古いものであることから考えると、放置歴は長そうです。
一番不可解なのは、ナンバーが京都であること。もしや…盗難車…?