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Channel: ころころな趣味。
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春の鬼怒川ドライブ(9)

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トヨタ スターレット

ソレイユL・5ドア(E-EP82)

1992~94年式

神奈川県西部にて 2015年4月12日撮影

 

このクルマほど印象が劇的に変わったクルマはないでしょう。

いわゆる82スターレットと呼ばれる4代目スターレットですが、これを撮影した当時は、「フルノーマルでフェンダーミラーなネオクラ車だから取り敢えず撮っとけ」…みたいなノリで撮影したと思うのですが、今このクルマを目にしたらまた違った印象を抱いたことでしょう。

…というのも、冒頭でも述べましたが、大学に入学してからこの82スターレットというクルマに凄~く親近感を覚えるようになったからです。

…それはなぜか。

大学では僕は"自動車部"という、いかにも僕におあつらえ向きな部活に入っておりまして、うちの自動車部の部車がまさに82スターレットだったからなのです…!

 

自動車部に所属していたことがある・所属している方なら共感出来るかと思いますが、どの大学の自動車部も、"安価でタマ数が多く、整備しやすくそれなりに速い"クルマを部車にする傾向があると思うのです。そして、スターレットというクルマはまさに部車にするにはピッタリなクルマでして、ジムカーナやダートラに出場・観戦に行くと82スターレットは未だたま~に見ます。91スターレットは結構見ます。

さすがに年式が古くなっているので、最近は少なくなってきたようですが、一昔前ならかなりよく見たのではないでしょうか。

他のクルマで言えば、シビックやミラージュなんかも部車にしているところが多い気がします。

 

特にウチの自動車部は82とはかかわりが深く、現役が1台、最近納車されたのが1台、部品取りに2台、計4台の82を持っています。

その中でも一番思い入れのある現役の82は、この個体と同じ5ドアでNAという、特に速くもカッコよくもないクルマですが、タイヤ交換やオイル類の交換、ドラシャの交換などなど、色々な整備をしていく内に愛着が湧いてきまして…それに、実際運転してみると速くなくとも、乗ったら楽しいのは間違いないクルマでして…これでダートラやジムカーナに出た時は、"クルマを操るってこういうことか…!""クルマを意のままに運転するのってメチャ楽しい!"とか、クルマの良さを改めて再確認させられたクルマなので、間違いなく思い出のクルマとなっています。

合宿ドライブ中にバッテリーが上がって焦ったり、セルが動かなくなったり、車検を通すためにライトの整備やウォッシャーホース交換、シートの取り付けをなんとかかんとか頑張ったのも良き思い出…。

 

そんなこんなで、この当時はタダのネオクラの一種としか見ていなかった82スターレットも、今見掛けると"部品取りにしたいなー"とか思ったり、"頑張って動き続けるんだぞ"とか応援したくなったり…思うことが色々湧いてくるのです。


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