日産 クリッパー
高床ロング 2トン(C340系)
1976~80年式
山梨県甲府盆地にて 2017年3月25日撮影
キャビンは放置車両同然に錆び、汚れていましたが、荷台はそれに似合わずヤケにキレイだったので、現役の可能性もあります。ナンバーが付いていて尚且つ、車検シールも新しいものが張られているということからも、未だ現役だという根拠になりますね。
現役か放置かはさておき、いずれにしろ交通量の多い国道沿いにてこのような古いトラックがみられるというのは、地味に凄いことだと思うのです。…それに、このすぐ近くというわけでもないですが、数キロ離れた所にそれぞれバイソンの放置とキャブオールの放置がいて、一時間のうちにクリッパー・キャブオール・バイソン三兄弟の姿を見ることが出来るという大変豪華な地域となっています。
このまま一台も欠けることなく、遠距離的な兄弟模様を見せていただきたかったところなのですが…。
…残念!
このバイソン、今年の夏に山梨を探索したときに撤去を確認しました…。
このクリッパーが放置なら撤去、現役なら代替わり…ということになりますが、下取りに出しても値が付かないでしょうから、マニアに引き取られていない限りは解体屋直行コースで今頃オダブツ…でしょうな。残念で残酷なようでもありますが、これが時の流れというものなのでしょうねぇ。残された兄弟は、撤去されることなくずっと居続けてほしいものです。
…とここで、日産の放置車をもう一台紹介します。
日産 パオ(PK10)
1989~90年式
山梨県甲府盆地にて 2017年3月25日撮影
バブル期のイケイケムードが生み出した、日産のお遊びカー御三家の一台:パオ。
このクルマに関する説明は何度もしていると思うので割愛します。
現在でもたまに見るパオですが、そのほとんどが水色であり、このアイボリーはそれなりにレアなカラーです。他にもオリーブみたいな緑色や、パンプキンのようなオレンジもありますが、一応全色遭遇して、カメラにも納めています。
この個体は運悪く事故ってしまったのでしょう、フロントがベッコリやられてしまっていました。復活は無理でも、せめて部品取りとして他のパオの生存のお役に立っていただきたいところです。
おまけ
三菱ハイゼット??
しかし、今や"三菱キャリイ"が存在するくらいですし、今見るとあまりシャレになってません汗