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Channel: ころころな趣味。
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驚愕!地元のダイ・ヤード(1)

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驚愕!地元のダイ・ヤード

…この物語(?)の発端は、数年前にころころが航空写真で“あるもの”を発見したところまで遡る…。

 

 

「さーて、今日は航空写真で地元探索しようか!案外まだまだ草ヒロが眠ってるかもしれん」

…とまあ、いつもの調子で、草ヒロ・ネオクラを探そうと航空写真とにらめっこしていたころころ。この行動が、のちの大発見につながるとは、まだ知る由もなかった…。

 

探索を開始して数分…

「むむ?…何だあの山ン中にある塊のようなものは…?廃墟か…?いやいや、もっと拡大して…」

「うぉっ!こ、これはっ…!?」

 

 

 

 

 

デデーン!!!

 

モニターに映し出されたのは、切り開かれた山の中たくさんの廃車が密集している映像。

「!?!?!?」

「いやいや、落ち着け…そんなはずはない。これは夢だ。幻覚だ…。」

「それか…本当…なのか?本当にこんなヤードを僕は見つけてしまったのかっ…!?」

「いいのか、こんなことが起きて…。そもそも、こんな古そうなクルマたちが、こんなにたくさん集まっているなんてありえないのに…、それをまして地元で見つけるか…!?」

 

ころころは見てはいけないようなものを見た気分になったようだ。

「ま、まあ、ここは置いといて…別の場所別の場所…」

 

数秒後…

 

 

 

デデーン!!!

 

「う、うぉっ!?そんな馬鹿な…。こんな偶然、ラッキーってアリなわけ?」

またもモニターに映し出されたのは、先ほどのヤードより規模は小さいものの、明らかに廃車ヤードと分かるもの。なんところころは、地元で数分の間に旧車ヤードを2か所も見つけてしまったのである…!

「なんという僥倖…!法外な僥倖…!あっていいのか、こんなこと…?」

「しかし、見つけてしまったものは仕方ない!善は急げ、思い立ったが吉日、早速ヤードへ行くぞ!」

 

 

…これが物語のあらすじ。

驚愕!地元のダイ・ヤード…はじまり、はじまり…。

 

 

 

 

――― 一時休憩 ―――

 

…とまあ、初回は物語風にしてみました。

また、僕(?)のセリフは大幅に盛りに盛った創作です。9割増しに大げさに表現しておりますので悪しからず笑

まあ、見つけた時の心情は確かにこのようではあったのですがね。

 

――― 休憩終わり ――

 

 

 

 

さて、父親の助けを借りて、なんとかダイ・ヤードにたどり着いたころころ。

ころころの目の前に広がっていた景色とは…!?一体…!?

 

 

 

 

 

 

あれ…?

なんだこれ…?

 

そう、ころころが想像していたのは、あの航空写真のまんま、つまり数多の旧車が十重二十重に狭い土地の中にひしめき合っている様子。

しかし、そのに存在していたのはただの草の山…。

航空写真は、どうやらもっと昔に撮影されていたもののようである。人手が何らかの理由で入らなくなって、この春の時期でも枯れ草がボウボウに生えたままの状態なのだろう。…しかし、残念、である。

 

 

 

 

おいおい、ほとんど草に埋もれてんじゃん…!

 

「いやー、確かにこのヤードスゲーんだけど、ほとんどが草に埋もれちまって肝心のクルマが見えないぜぇ…」

「しかしまあ、きれいさっぱり整地されてしまうよりは、まだましか。」

 

 

 

 

ヤードの奥の方から入り口側を振り返った時。ライトエースはよーく見えるぜ!

 

「しかし、一体何なんだここは…。こんな人里離れた山の奥に何でこんなヤードがあるんだ…?」

「かつてここはクルマ屋があったのか…整備工場でもあったのか…。いやいや、そんなはずはない。周囲に大きな道路もなければ人家もない。ここにおいてあるクルマは、よくここまで来れたもんだ…。

一体誰が何のためにこんなに沢山のクルマを集めたというのだ…?」

 

 

 

 

おぉ、いくら草に埋もれているとはいえ、さすがにこれは圧巻だ…。

 

ヤードの最奥まで進んでいくと、航空写真で一番目立っていた旧車密集エリアに到達したころころ。

しかし残念なことに、草に埋もれていることでその多くが車種不明である。

 

 

 

 

これはファミリアサニーだ…。ここまで来たらさすがに分かるな。

 

更に奥へ奥へ…強引に歩みを進めるころころ。大丈夫か…?

 

 

 

 

クーペタイプ のクルマだ。このヤードには、いろんなジャンルのクルマがコレクションされているようだ。

 

「それにしても草が凄い…。」

「航空写真のようにちゃんと整備されているとてっきり思っていたのに…。春だからこうなのか…?

「うわっ、変な虫が肩に…!」

なんとか虫刺されを回避するころころ。マダニのようなものが引っ付いてたのはさすがに驚いたようだ。

 

 

 

 

あんな奥の方にまで…。

 

反対側へ眼をやると、また別の密集ポイントが。

「なんかさっきからチラチラと気になってたが、クルマの一部にスプレー缶で数字が書かれているのは一体なんだ…?」

「入口に一番近いマー坊には、"1"とあったが…。そしてこのシビックには"38"と書かれている…。」

この数字が意味するものとは…一体…?」

 

謎の数字のことが気になり始めると、このヤードが急に不気味に感じてきたころころ。

謎の数字の真相とは…? このヤードに潜む旧車とは…? たくさんの旧車が山奥に集められているその理由とは…?

 

 

 

 

つづく


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