スバル レックス5バン
スーパーデラックス(H-K43)
1976~77年式
長野県上田盆地にて 2014年4月29日撮影
第二位はコレ。
「サブロクレックスのどこが珍しンだよォ…?」と思った方、早まることなかれ。コニーよりもあとに紹介されるということは、コニーよりも珍しいクルマであるということを考えなければなりませんよ。
ころころがまだピチピチJK…もとい、ピチピチDK(男子高校生)で若かった頃(ま、今も若いんですけどね!!)、ブログ長期間休止前最後のお祭り的な雰囲気で計画した、「ブログ5周年特別企画!草ヒロ天国・山梨&草ヒロ地獄・長野を巡る!」シリーズの第37回で紹介したことがあるので、見た覚えがあるという方もいらっしゃるかもしれません。
これは、レックス5という、サブロクレックスのエンジンを500ccにボアアップし、でかめのバンパーを装着して軽規格変更に対応しようとしたクルマなのです。…しかもバン。
…あれから約4年と半年の歳月を経て、晴れて正式紹介となりました。
もう何度も説明していることではありますが、360から550にいきなり排気量が上がると対応するのが色々と難しいということで、各軽メーカーからは500cc(450ccで対応したメーカーも)のエンジンを載せた過渡的な存在のクルマを製造販売しておりました。もちろん過渡期に登場したクルマということで生産期間は極端に短く、いずれもおいそれとは見かけることのないクルマばかりが集まっております。
旧車マニア・レア車マニア垂涎の、憧れのジャンルといったところでしょうか。
僕も、レックス5はいつか発見したいと思っていたクルマなので、遠目から見たときはサブロクだと思っていたものが、実は500ccだったと分かった時の驚きと喜びといったら…それはそれは凄かったです。
基本デザインはサブロクと同じですが、フロントバンパーとリアバンパーが不自然に大きいのがご愛嬌といったところでしょうね。