スズキ アルトウォークスルーバン(M-CA72V)
1987~88年式
神奈川県東部にて 2015年4月29日撮影
大連載計画最終週まで意外としぶとく残り続けた、『ダイ・ヤード』シリーズ。
最早ヤードが関係ないセクションに突入しても読んでくださっていた皆様、ありがとうございました。これで最後ざござぁます。
はてさて、挨拶はこれくらいにして、個体の紹介を。
クルマがビュンビュン往来する大通りの脇にぽつんと佇んでいたこのクルマ。…えぇ、どこから突っ込みましょうか汗
まずこれは、タダのアルトではなく、見ての通り屋根の高いウォークスルーバンです。2代目アルトの後期型がベースとなっております。
アルトウォークスルーバンは、ミラウォークスルーバンのヒットを受けて登場したものですが、やはり二番煎じは受けなかったのか、ミラより売れず、尚且つミラよりも短命に終わってしまいました。実はミニカにもウォークスルーバンが設定されていましたが、そちらはアルトよりも更に売れなかったレア車となっております。
車種の説明はこのくらいにして、恐らく皆さんが一番ツッコみたいであろうポイントを。
『おまえ、シトロエンじゃなくね?』
この個体を発見したとき、このツッコミがまず脳裏に浮かびました。
小さい"ALTO"のエンブレムよりも自己主張の激しい、でかいシトロエンの例のロゴマーク。このアルトが在籍していたコーヒーショップの名称が【しとろ園】だったから【シトロエン】のマークをこさえたのでしょうが…。やはりHトラックを購入するのは難しかったのでしょうか。。。
そもそも、しとろ園って、ほぼ間違いなく自動車メーカーのシトロエンからとっていますよね。この店のオーナーさんは、余程シトロエンに思い入れがあったのでしょうなぁ。