本日より、“大連載計画PartⅫ”のはじまりはじまり!でございます。
年末までどうかお付き合いくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます!
さて月曜日は、例によってドライブついでに発見した草ヒロ・ネオクラ・レア車を紹介していくシリーズを連載。
NDロードスターを納車した記念として、受験勉強の合間を縫って伊豆や湘南をドライブした際の収穫を紹介していきます。
第一回は、トヨタのネオクラやレア車を詰め合わせてみました。ここは奮発して、豪華6台のお出ましです!
トヨタ セリカコンバーチブル(ST183C)
1989~93年式
神奈川県西部にて 2016年9月25日撮影
まずはトヨタを代表するスポーツクーペ:セリカをご紹介します。
4代目の“流面形セリカ”のデザインをより現代風に昇華させた5代目のモデル。リトラを開けたときのちょっとマヌケなお顔が愛嬌アリです。
5代目セリカ自体、時代の流れで見かけなくなっていますが…皆さん、よーく見てください。これは、ただのリフトバッククーペのセリカではないことにお気付きでしょうか。
…そうです、なんとこれ、屋根が開くコンバーチブル!コンバチは4代目から6代目まで設定されましたが、当然のことながらクーペよりも珍しく、滅多に見かけないクルマとなっております。
セリカは5代目以降は日本ではノッチバッククーペボディを製造しなくなったので、ノッチバッククーペがベースになっているコンバーチブルも必然的に北米産。ちょっとだけでもアメリカンな気分を味わえます。
この個体はLEDフォグやアルミホイール、メッキモールなどのカスタムが施されていますが、小ぎれいにまとまっており、真っ赤なボディとベージュの幌の組み合わせも相俟って、なかなかお洒落なスタイルに仕上がっておりました。
トヨタ サイノス 1.3α
ジュノパッケージ装着車(E-EL52-DCHDK(J))
1995~99年式
静岡県東部にて 2016年10月2日撮影
トヨタのスポーツクーペのお次は、クーペはクーペでもスポーツ走行は想定されていない、普段使いのためのクーペ。
なんだか矛盾しているようにも聞こえますが、なにもクーペは必ずしもスポーツカーやGTカーである必要はないのです。そういうジャンルの日本車は今や絶滅していますがね。
このクルマはサイノスといって、タコⅡ三兄弟(ターセル・コルサ・カローラⅡのこと)がベースとなっております。
セカンドカーとして購入や女性をターゲットにして開発されたこともあり、サイズは小さくて取り回しがよく、安価ながらも初代のデザインはなかなか品がある雰囲気で好感が持てるクルマとなっております。2代目のデザインは、個人的に初代よりは好きではないです。
また、ATだけでなくMTも選べる(しかも4MT!)というのも面白い点であり、今では考えられない要素てんこ盛りなクルマというわけです。
また、サイノスは初代より一貫して、1.5Lエンジンを搭載する上級グレードのβと、1.3Lのエンジンを搭載する廉価グレードのαの二本立てのグレード構成となっておりますが、両者の装備の差が大きすぎるということで、2代目からは中間グレードとしてαジュノパッケージというαの派生グレードなるものが追加されました。この個体はリアのステッカーよりジュノと分かります。
トヨタ スプリンタートレノ 2ドア(AE86)
1989~93年式
神奈川県西部にて 2016年9月25日撮影
言わずと知れたトヨタの名車:ハチロクです。
伝説のパンダトレノですが、よく見るとノッチバック。秋名のハチロクとは違うようですね…。←
トヨタ ソアラ 3.0GT(MZ21)(右手前)
1988~91年式
神奈川県西部にて 2016年9月25日撮影
これも言わずと知れたトヨタの名車ですね。
よっぽど売れたのか、2代目は本当によく見かけます。初代になると現役・放置車ともに全く見ないというのに、この差は一体何なのでしょうねぇ。白一色を見かけることが多いのですが、この2トーンカラーも中々洒落ていていいですね!
後方のZ33にも注目。このオレンジ色は日産も推していたはずなのですが、あまり人気がなかったのか全然見かけません。
トヨタ カリーナ セダン(T190系)
1992~94年式
神奈川県西部にて 2016年10月2日撮影
今はもう知りませんが、僕がネオクラにはまり始めた4,5年前は地元にもたくさんいました。
とりあえず把握している物は全て写真に収めておいてありますが、今はもう新車に変わってしまっているかもしれません。
このカリーナも本拠地を把握していなかった地元の個体なのでしょうが、今も現役かどうか。。。
トヨタ RAV4 3ドア(SXA10G)
1994~97年式
神奈川県西部にて 2016年10月2日撮影
これもトヨタの名車!RAV4!
満を持して、日本市場に復活を果たしました。やはり近年のSUVブームに上手ーく乗っかれたのか、RAV4が日本から撤退したことがあるとは思えないほど街に溢れつつありますよね。
これはそんなRAV4の初代モデルで、前期型。3ドアの最もシンプルなモデルであります。
小さくて取り回しが良さげでいいですね!やはりSUVは3ドアが至高です。デザインも初代の前期型が最も洗練されていていいと思います。現行RAV4も力強いデザインがカッコいいとは思うのですがね。
ちなみに、RAV4はなぜRAV4という名前だか、皆さんご存じですか?
このクルマのコンセプトを表す、“Recreational Active Vehicle with 4 wheel drive”の頭文字が由来らしいです。
話は脱線してしまいますが、僕が小学生の頃、RAV4はLOVE4だと思っていました。ここだけのお話です。
小学生の頃って、そういう勘違いは割とありますよね…。東名高速を透明高速だと思っていた時期がころころにもありました。