三菱 ギャランΣ エテルナ
1600 SL スーパー(E-A131A(NXZ))
1978~80年式
長野県松本盆地にて 2015年1月5日撮影
かなり珍しい(と思われる)草ヒロです。
同行人のフォロワーさんもこれには驚きを隠せない様子でした。
初発見時は何だかよくわからずに撮影し、その珍しさも実感することもなく適当に済ませたものの、よくよく考えると相当レアです。
これはギャランΣエテルナと言って、今は亡き三菱カープラザ店専用車種として、ギャランΣの兄弟車ポジションで登場したもの。
ギャランΣの草ヒロや現役…果ては博物館に収蔵されている個体自体、売れた割に全然見かけませんが、途中から創設されたカープラザ店でしか売られていなかった兄弟車となると、更に珍しさがアップすることでしょう。…実際、初代エテルナΣはこの個体しか見たことがありません。
2代目以降はギャランΣエテルナからエテルナΣに改名され、FMCを何度か繰り返しながら20世紀末まで生産されるも、やっぱりマイナーな存在でギャラン以上に見かけることはありません。
初代ギャランΣとギャランΣエテルナは兄弟車でしたが、もちろん外見は変えられて区別がつくようになっています。
ギャランはコンサバな丸目四灯だったのに対し、エテルナは角目二灯。ちょっとスタイリッシュで現代的な見てくれです。正直なところ古臭いデザインだったギャランの方はMCで角目四灯ライトに変わるものの、どうも垢が抜け切っていない感が否めません。
初代ギャランΣが好きな方やオーナーさんには申し訳ないですが、エテルナの方がカッコイイと思います。
グレードは中堅グレードのSLスーパー。
前回の訪問時はグレードが分からなかったので、これが分かっただけでも再訪問した意義は十二分にあります。
サターン80…搭載エンジン(G32B型エンジン)の愛称です。
当時の三菱は自社のエンジンに愛称を付けるようにしていたらしく、アストロンだのサイクロンだのシリウスだの…様々な名前が付けられていました。他のメーカーでこういう例ってあまり、というか一切ないような。
エンジンに愛称を付けたメーカーって他にありましたっけ…?
お知らせ
今回で本編は終了。…では、次回以降は…?
『まゆげ・まゆげ・まゆげ』シリーズと同様、“The best”編がスタートします!
この探索で発見した草ヒロを三台厳選!
乞う、ご期待!!