前回予告しましたように、このシリーズも“The best”編に突入です!
第三位の草ヒロは…
三菱 ミニキャブ5 三方開
スーパーデラックス(H-LO12PHJ)
1976年式
長野県松本盆地にて 2015年1月5日撮影
コレ!
ミニキャブ5です!
軽自動車の排気量の上限が360ccから550ccへと拡大されることになり、いきなり上限いっぱいまで上げると消費者がついてこれないということで、いくつかのメーカーが500cc(メーカーによっては450ccも)までにするという措置が取られました。
三菱も段階を踏んで排気量を拡大したメーカーの一つで、ミニキャブとミニカに500ccエンジンを搭載したミニキャブ5とミニカ5というクルマを発売しました。ミニキャブ5はサンバー5と並んでよく見る500cc車ですが、ミニカ5はかなりレアな部類に入るかと思われます。僕はまだ2台しか見つけておりません。
しかし、いくらミニキャブ5をよく見かけるといっても、それは500cc車の中だけの話で、旧車界全体で見ると珍しいクルマであることは間違いありません。
なので、このクルマを見つけたときはかなり驚き、喜ばしい気持ちが溢れ出ることを禁じ得ませんでした。
バンではなく荷物が雨曝しになるトラックでしたが、濡れてもいい荷物なのか、荷台にドッサリ荷物を載せて、物置としてバンバン使っているご様子。なんだか頭が道路にハミ出ているような気もしますが、住宅街の裏通りで遊び草ヒロでもないので、撤去の可能性はそれほど高くはないでしょう。
鳥居が装着されていたので、グレードはスーパーデラックス。そして、荷台の形状よりボディタイプは三方開であると分かりました。
ユル~い雰囲気がする可愛らしい書体。
いい意味で昭和らしくない優デザインですね。