今年の8月より連載がスタートしました『大連載計画PartⅫ』も、お陰様で計画通り年末に無事終わらせることが出来ました。
最後の最後、大トリを務めますのは、奇しくも前回の大連載計画:“PartⅪ”で大トリを務めた『はじめての“おふかい” in 山梨』の姉妹シリーズである『にかいめの“おふかい” in 長野』シリーズです。
そしてその車種も、偶然か必然か…“PartⅪ”の大トリと同じ…
これは…
コニー 360ワイドバン
デラックス(AF7VH)
1967~68年式
長野県松本盆地にて 2015年1月5日撮影
※撤去されました
コニーワイドでございます!
年式も『はじめての“おふかい”』で撮影したものと全く同じ、1967~68年式の前期の前期型(すなわち最初期型)。グレードも同じデラックスです。デラックスということで、カラーも全く同じ新幹線カラー。
唯一(?)違うのは、状態の一点。
山梨にいたコニーワイドは果樹園の農薬による害や積雪の重みでペシャンコになっていましたが、こちらはまだマシな状態です。マシとは言っても、それは山梨の“ペシャンコニー”(いまさっき命名しました汗)と比較しての話で、このコニーもガラスやエンブレムが所々無くなっていたり、拉げたベンチレーターやユンボで挟まれた様なボディの変形といった、明らかに人為的なものによる破壊が見られるので、決して良好な状態とは言えません。
そんなヒドイ状態でも、車内に物を積んで健気に物置として働いている姿はいじらしく、軽い感動すらこみ上げてきます。
訪問するのはこれで3度目(初回/2度目は未紹介)となりますが、実はこの時が最後のグリーティング。以来、ココには訪れていません。
…今頃、一体何をしているでしょうかねぇ。風の便りで聞いた話では、惜しくも撤去されたとのことなのですが…。
コニー販売店だけでなく、日産の販売店でもコニーを扱っていたことを示す貴重な資料。
コニーについているエンブレムが日産のエンブレムのような形をしているのも納得の理由です。
この草ヒロの見どころは車種の珍しさだけではありませんでした。
松本盆地が擁する雄大な山々と広大な畑作地帯をバックに撮影できるという、風景的にも大きな見所があったのです。
それだけに、撤去されてしまった(恐らく)のは哀しいことです。
お知らせ
大連載計画のシリーズが全て終了し、今年も残すところあと3日。
今日を除いた残り二日は…毎年恒例の草ヒロアワードをやります!
明日の6:00に草ヒロアワードの詳細を記した予告編をアップしますので、草ヒロアワードの日程や概要はそちらをご覧くださいませ。
最後まで、『草ヒロ大連載計画PartⅫ』にお付き合いくださいました読者の皆様、ありがとうございました!
来年も『草ヒロ趣味。』をどうぞよろしくお願いいたします。。。
↑ちょっと早めのごあいさつ。多分二日後にも似たような挨拶を書くことでしょう汗