エアロキャビンとTバールーフなスポーツカーの隣には、実は旧車がいました。
トヨタ クラウン 2000セダン
スーパーデラックス(MS60-HF)
1973~74年式
青森県にて 2015年8月2日撮影
くじらクラウンという愛称が有名な割に草ヒロとして滅多に見かけない、4代目クラウンでした。
それまでコンサバ路線を歩んでいたクラウンが、突然の路線変更。高級車にしては奇抜なデザインに拒否反応を覚えた人も多かったのか、不人気だった代として語られることが多いです。
その評価にトヨタは懲りてしまったのか、5代目以降は堅実派の道を再び歩み始め、日本の高級車のイメージリーダー的存在として根底に流れるデザインエッセンスはそのままにFMCを繰り返し、2003年にゼロクラが登場するまでは、根本的なデザインは変更しない保守路線を歩んでいくのでした…。
隣のZ31同様、このクラウンも売り物のようです。
プレートには“お買得車”の文字。プライスボードを見ると、なんとお値段70万円!一部のマニアからは熱狂的な人気を誇るくじらクラウンで、尚且つこの状態の良さから考えると、かなりのバーゲンプライスのような気もしますが…どうなのでしょうかねぇ。
もしかしたら、見た目は綺麗でも、見えないところで損傷が発生しているとか…?
気になるお方は、中古車屋へ…GO!(5年前の話なので、もう売っていない可能性大でしょうけれど)