ダイハツ アトレー 4WD LX
フロントサンルーフ(M-S81V-SFHM)
1986~88年式
神奈川県西部にて 2015年4月15日撮影
地方では現役を未だに見かけることもある、7代目ハイゼット…もとい、2代目アトレー前期型が、お庭の片隅で佇んでいました。
ナンバーも付いていてタイヤもシッカリしており、車検シールも昔のデザインのものではなかったため、放置車両ではない可能性もありますが(むしろそっちの方が高い?)、ボディはどう見ても放置車なヤレ具合だったということで撮影させていただきました。
苔に汚れたフロント、かすれたサイドデカール、塗装の剥がれ・キズ、ルーフ周辺の錆…。タイヤの状態に目をつぶれば、見てくれは完全に放置車のソレですね。畑で物置草ヒロしていてもおかしくないレベルの状態です。
現役だったとしたら、ハイゼットに敬礼をしてもいいくらいの老獪の雰囲気を持ち合わせておりました。
ダイハツ繋がりで、今回の探索で発見したダイハツの放置車を抱き合わせてご紹介しましょう…!
ダイハツ ミラ
Pit 3ドア(E-L200S)
1992~94年式
神奈川県西部にて 2015年4月1日撮影
一度紹介したことのある個体ということで、抱き合わせさせていただきました(初紹介記事:『チャリ探~北の方へ草ヒロ探索~(3)』)。
皆さんご存知、ダイハツのベーシックポジションを担う軽自動車:ミラ。3代目の後期型です。
見てください。この年式の割に恐ろしく年季の入ったボディ…!
…否、ボディそのものはかなり状態が良いのですが、アパートの半地下駐車場にかなり長いこと放置状態にあるためか、トンデモナイ量のホコリが積もっているようです。
これをケルヒャーで洗浄したらどんなに気持ちいいでしょう。また、新車同然の輝きを取り戻しそうです。
空気が抜けきってホイールが接地していることからも、その長い長ーい放置歴を感じることができますね。
アパートの駐車場を占拠しているという、ふてぶてしい個体ながらも、意外としぶとく生きながらえてきましたが、ついに4年ほど前に撤去を確認。初めて撮影してから約4年、この撮影から約1年の出来事でした。
…ちなみに、なんとビックリ、かつてこのミラのお隣には別のクルマが放置されていたのです…!(車種は40系のカムリ。)
しかし、8,9年ほど前…つまりこの時どころかミラを初撮影する前に撤去されてしまいました…。それ故に、残念ながら写真に収めることは出来ていません。
まだ草ヒロに対する熱が入りたてだった、第二次草ヒロブームの初期のことでしたが、それは、『草ヒロは見つけたその日に撮影せよ!』『草ヒロに明日はない!』という格言を生み出す要因の一つとなった出来事として、ころころの心に深く刻まれたのでした。。。
撤去される時期が大幅にズレたのが謎ですが、何はともあれ、一緒に撤去されなくてよかったです。不幸中の幸いとも言うべきでしょう。