日産 ダットサン・ブルーバード
1400GL(N510HWTD)
1971~73年式
長野県北部にて 2015年12月27日撮影
ミニキャブELの近くには、こんなクルマまでいました。
直線基調ボディデザインにグリル、そしてスタンダードな丸目四灯というシンプルなデザインでヒットをかました510ブルです。
何年も似たようなデザインで売り続けるのはさすがにきつくなってきたのか、デビューから4年後の1971年に大幅なMCが施されました。それが今回紹介するブルーバード。
ライトベゼルが追加され、フロントグリルはメッシュタイプになったばかりか上部には派手なメッキバーも装着されるという、アクの強い顔つきにイメージチェンジ。
ちなみに、このMCが行われた1971年には時期型となる610ブルが登場したのですが、車体が大型化したことで拒否反応を起こす顧客が現れることを恐れ、510ブルを併売することにしたようです。この大幅なMCはそのためのようですね。
果樹園の僅かな隙間に物置として鎮座しているようで、物を取り出しやすくするためにドア類が内側を向くように=顔がこちらを向くように置かれていたのが印象的でした。リアは見ることができませんが、おかげでこの特徴的なお顔はじっくりと観察することが出来ました。
雪が積もるためか屋根がベッコリと凹んでおり、歴戦の兵士感が醸し出されていてカッコいいですね。
これからも、立派な物置として、ファイト!