博物館がなぜか閉館したままで、途方に暮れていたころころの前に現れた、天然の自動車博物館こと、廃車ヤード。
前回はヤードにいた外車をまとめて紹介しましたが、今回からは日本車を紹介していきます。
トヨタ トヨペット・コロナ
1500 デラックス(RT80-D)
1970~71年式
青森県にて 2015年8月2日撮影
まずは、ナンバーも付いていて現役に割と近い状態だったブラボーコロナをば。
ブラボーコロナは生産期間が短かったことが関係しているのか、一世代前のバリカンコロナより見かける台数が圧倒的に少ない気がします。また、次世代の安全コロナもそこそこ見かけますし…。メジャーなコロナに挟まれた不遇のコロナともいうべきでしょうか。
生産期間が短いながらMCを繰り返しているので、ブラボーコロナと言えばこの顔!ってのもない気がします。
このコロナ、いくらナンバーが付いているといっても、もはや茶色いプレートに見えるほど錆びていて、車検シールは二世代前のデザイン。そしてタイヤの空気も抜けています。
どこかで廃車になっていたものをサルベージして持ってきたかのような雰囲気ですが、真相はどうなのか。
欠品は本当に見た感じなさそうなので、あわよくばレストアされるとコロナにとっても幸せでしょうが…。
貴重な『函』ナンバー。
このブログを見るような方はほとんどご存知でしょうが、昔のナンバープレートの地名は一文字目しか表示していなかったのです。
クルマがまだ少ない時代だったため、数字も一桁。
これがモータリゼーションの加速によりクルマが世の中へ急激に普及してくると、一桁だけでは識別するに足りず、二桁…三桁へと、どんどん増えていきました。
最近はついに数字三桁でも足りなくなったため、一部の地域では三桁目はアルファベットで表すようになりましたとさ。
見かけた方はいらっしゃいますか?
“OYOPET”になってます。…“オヨペット”って、何だかマヌケですね笑
ペンタゴンのオサレなエンブレム。
確かにデラックスっぽいです。