スバル サンバートライ
ハイルーフ FX-G(M-KR1K54M)
1985~86年式
長野県北部にて 2015年12月27日撮影
草ヒロがいた集落を後にし、ずんずん道を進んでずんずん山の奥地へと入っていきました。
標高も次第に上昇しているためか、段々と積雪量も多くなり、振っている雪のサイズも徐々に大きくなっていきました。そんな折に発見したのが、このサンバートライです。
降雪の勢いはますます強くなっていき、外へ出るのも一苦労。しかし、草ヒロの為ならば、フードを被ってでも近付いて撮影します。雪と草ヒロとのコラボレーション…いわゆる“雪ヒロ”はころころの地元では滅多に見られないものですからね。
これまで見てきたサンバートライは数知れず…なのに、この個体に貼られていたデカールは初めて見るデザイン。しかし、ドアに屋号が書かれていることから考えると、オーナーが独自に作成したオリジナルデカールという可能性も充分ありそうです。
カラーリングも滅多に見られない青色で、これは標準色でもあるのでオリジナル要素はありませんが、雪の白色と非常にいい塩梅にマッチしている色だなぁと思いました。
長野や山梨にいるサンバートライはほぼ100%と言ってもいいくらい4駆(当局調べ)なのですが、なんとこれは2駆でした。こういう日に走る時は、スノータイヤ履いたりチェーン付けたりしても中々苦労したことでしょう。
なぜか『神奈川スバル』のステッカー。これで二駆なのも納得。
神奈川県から渡ってきた中古車を購入したのか、神奈川で購入したものの、引っ越してきたのか…色々謎ですが、こんな家から遠い遠い辺境の地で見慣れた地名を見るとなんだか“ホッ”としますねぇ。
雪の降る中、クルマから降りて撮影しようとしたのは、実は…遠くに見えるあの二台がいたからにほかなりませんでした。
更に遠くに行かなければなりませんが、あの大物が撮影できるというのなら、たとえ火の中水の中、雪の中でも近付きます!
…さあ、その車種とは一体何でしょう?それは再来週のお楽しみ。
来週はその大物の近くにいた中物をご紹介します。