ダイハツ ミラ パルコ(M-L70V)
1988年式
山形県にて 2015年7月18日撮影
一か月近く前にターボな2代目ミラを紹介しましたが、実はこの探索ではもう一台2代目のミラを発見しておりました。
昨日も述べましたが、一日に複数の同じモデルを見つけると嬉しくなっちゃいますネ。グレードを比較するもよし、状態を比較するもよし、境遇を比較するもよし…。
…というわけで比較してみましょう!
以前紹介したミラの記事もお読みください。
まず、状態を比べて見ると…明らかに違いますね。
コチラの個体の方がよりボロボロで、草ヒロ的には見ごたえバッチリです。近くに果樹園があったのはターボの方で、この個体の周囲には農薬を使いそうな耕作地は見当たらなかったというのにこの違い。一体何が起因しているのか調査してみたいところであります。
次に、境遇を見比べると…これに関しては、物置ということで一致していますね。
しかし、この個体の方が周囲にも物が置かれていて、中にもドッサリ物が積まれているのでより働き者感は増しております。
最後にグレードを見比べてみましょう。
前回紹介したミラは、TR-XXというターボで武装したスポーツモデル。さてコチラは…?
ハイ、ステッカーより分かりました。1988年モデルのパルコです。
パルコというのは2代目より設定された特別仕様車で、セゾングループのファッションビル:『パルコ』と堂々コラボしたモデルなのです。
オサレな専用ストライプやオサレな専用シート(“パルコ・シート”とか呼ばれていたそうです)を装備しただけでなく、エアコンやパワステなどといった、当時の軽自動車からしたら豪華なオプションが標準装備されてお求めやすい価格で登場したのがミラパルコ。ファッション業界とクルマのコラボという、ありそうでなかった洒落たコラボレーションに心惹かれた女性が多かったのか、これが思ったより人気を博し、3, 4代目のミラにも設定されました。
…というわけで比べてみました二台の2代目ミラ。
皆さんは、どちらのミラがお好みですか??
ちなみにころころは、草ヒロ的にはパルコの方がいいですね。朽ち具合もヨシ、特別仕様という要素もヨシ…。
しかし、運転するのであればやっぱりTR-XXです!軽量なボディと64psまで引き上げられたパワーとのコンビネーションは、運転していて楽しいに違いありません!
パルコ・ステッカー。
ミラパルコは1988年に設定されてから毎年MCが行われ、ステッカーのデザインなどが異なります。
このデザインは最初期の1988年モデルのパルコのものですね。