今回のブログテーマは…外国車!
…とはいっても、9割方日本車のようなものですが…。
フォード スペクトロン(SS系)
1986~98年式
山形県にて 2015年7月18日撮影
マツダとフォードが一時期業務提携していた関係で登場した、スペクトロンというボンゴの顔違い車です。
90年代ごろのマツダは、トヨタのような多角経営メーカーを目指していたようで、販売チャンネルを最大5つまで増やすという所業をやってのけたのです。結果的に大失敗し、現在は真逆のニッチ路線を歩んでいるマツダですが、このクルマは多角経営時代の産物。
スペクトロンは、マツダ車にフォードのエンブレムを装着したクルマばかり売っていたオートラマ店という販売店で売られていました。
…もちろん、ただエンブレムを付け替えただけでなく、ちゃんとデザインも変えてはいましたが、どれもこれも顧客の目にパッとするようなクルマはなかったのか、そこまでのヒットには至らず、オートラマ店のクルマはどれも珍しいです。
スペクトロンはかつて、放置車両が地元に一台いた(本編では未紹介)ので、僕にとっては馴染み深く思い出深いクルマではありますが、今のところ地元の個体とこれの計二台しか見たことがないので、やはりそうそう見かけるクルマではないのでしょう。
次回予告
ちなみにこのスペクトロンは組ヒロで、あるクルマと共に物置になっていたのでした。
僕の感触では、スペクトロンと同等かそれ以上にレアなクルマだと思います!
さあ、次回紹介するクルマは一体なんでしょう??