プリンス グロリア
デラックス(S40系)
1962~67年式
青森県にて 2015年8月2日撮影
このヤードには60年代の旧車が割とゾロゾロいましたが、このハチマキグロリアもそのうちの一つです。
地元にもいるお馴染みの黒い色で、ボロボロになりながらも重厚感と気品は完全に失わずに佇んでおりました。
サイドモールのデザインやボンネットのオーナメントから、4気筒モデルのデラックスだと分かりました。こんな状態になっても、グレード判別可能な部品が残っているのは有難い限りです。
プリンス グロリア(S40系)
1962~67年式
青森県にて 2015年8月2日撮影
実はもう一台ハチマキグロリアが潜んでいました。
滅多に見ることの出来ない旧車を一挙にみられるのは、廃車ヤードならでは。
しかし、残念ながらこちらは、撮影アングル的にも状態的にもグレードを判定することは難しそうです。モールがないように見えますが、外れてしまっているという可能性もあるので…。
ルーフを境界にするでもなく、ハチマキを境界にするわけでもなく、リアフェンダーの途中から塗分けの境界がリアゲートへ移るという不思議なツートンカラー。オリジナルにこのようなカラーリングがあったのか、オーナーさん独自のカスタムなのか、はたまた色が剥げているだけなのか…気になるところであります。
白色というのも珍しい気がします。
日産 セドリック(30系)
1962~65年式
青森県にて 2015年8月2日撮影
また、プリンスが日産に吸収される前はバチバチのライバルだった、セドリックも居ました。
このヤード、今更ですがかなり豪華です。
数十分前にセドリックを二台も見かけているので、感覚がマヒしたのかこの当時はそれほど感動はありませんでしたが、今考えてみれば普通に凄いことです。
せっかくのお顔を拝むことは叶いませんでしたが、前期顔か後期顔か、果たしてどちらでしょう?
テールランプでも判別できるのですが、生憎欠落しているのでテールランプ判別法は使用できません。
万事休すか…!?
と思いきや、よくよく見たらサイドマーカーがあったのでめでたく横目四灯モデルだということが分かりました。