今週より、『二泊三日の草ヒロ紀行』二日目に突入します。
すがすがしい朝を迎え、朝食をホテルの近所のファミレスで摂ってエネルギーをチャージしたら、早速探索に出発!
ストリートビューや航空写真で予習しておいた草ヒロや、現地で偶然遭遇するであろう草ヒロを求めて果樹園地帯へと向かいます。
そんな道中、早速一台の現役珍車に出会いました。
いすゞ ミュー XE
or
いすゞ ミュー TYPE X
XE:1992~95年式
X:1995~98年式
山形県にて 2015年7月19日撮影
いすゞのミューでございます。
二代目は現役個体を二回ほど紹介しておりますが、初代は当ブログ初登場です。
バブル景気とジェミニ&ビッグホーンの好調な販売の中でノリにノッていたいすゞが開発した遊び心満載クロカン車、それがミューです。
二代目を紹介した際に解説しましたので、詳細な説明は割愛しますが、コンセプトが唯一無二の、とにかく面白そうなクルマ。
強いて似たようなコンセプトのクルマを挙げるとすれば、スズキのX-90でしょうか。…しかし、車格が大きく異なりますし、デザインも全く別物ですので、お互い我関せずといったところだったことでしょう。
ちなみにこの初代ミューは、最も生産期間が長かった後期型。1992年~98年まで生産されていました。
この生産期間の長さから単純に考えると、歴代ミューの中で最もよく見かけるのはこの顔のモデルでしょうね。
ちなみに、顔は同じですが、1995年にミューのロングVer.であるミューウィザードが追加されたことでグレードが整理されました。なので、上に示した通りグレード名によって年式が異なります。
ドアミラーがメッキタイプということで、最上級グレードのXE/TYPE Xだと分かったのですが、外見は全く同じであるためウィザード登場前のモデルなのかその後のモデルなのかまでは判断できませんでした。