『さらに!地元のネオクラを探せ!』シリーズの探索で旧車整備工場を発見したように、このサイクリングでも旧車が沢山いる整備工場を見つけることが出来ました。
整備工場の方に許可を取り、旧車を撮影することが出来たので一気にご紹介いたします。
整備工場の方、その節はありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
トヨタ スプリンター 2ドアクーペ
トレノ 1600(TE27)
1973~74年式
山梨県にて 2015年4月1日撮影
イベントでしか見たことが無い初代スプリンタートレノ。
元々スプリンター自体がカローラのスポーツ仕様という立ち位置でしたが、2代目カローラをベースにしたスポーツVer.であるカローラレビンが登場したことによって、スプリンターは2代目からカローラの高性能車ではなく、タダの兄弟車となりました。
そこで従来のスプリンターの威厳を守るべく(?)現れたスプリンターのスポーツVer.がこのスプリンタートレノだということです。
初代はまだスプリンタートレノで一つの車名ではなく、スプリンターのクーペのいちグレードという位置づけだったので、正式には『スプリンタークーペ トレノ』という名前になります。
初代トレノって、初代レビンよりは全然見ない気がします。
ダッヂのような十文字グリルが特徴的なこのお顔は後期型。レビンと似たような顔立ちだった前期型とは大きくイメチェンし、独自路線を歩んでいく決意が見られますね。
ホンダ NⅢ 360
オートマチック デラックス
1970~72年式
山梨県甲府盆地にて 2015年4月1日撮影
NⅢです。
なんとオートマ車。ホンダが独自に開発した『ホンダマチック』を搭載。
当時の軽自動車唯一のATで、軽に限らずATそのものが当時は珍しい存在でありましたが、よく現代まで生き残ってきたものです。
現役でちゃんと動くようですね。
マツダ キャロル
デラックス(KPDA)
1966~70年式
山梨県甲府盆地にて 2015年4月1日撮影
コチラはイベントでも博物館でもヤードでもおなじみの初代キャロル後期型。
カラーもド定番の紅白カラー。
ホイールも赤色に塗られているのがおめでたい感じがしてイイですね。
メルセデスベンツ W110 190C
1963~65年式
山梨県甲府盆地にて 2015年4月1日撮影
ラスト!
ラストを締めるのは…泣く子も黙るベンツです。
黒塗りボディに大柄ボディ、ド派手なグリル。さすがに迫力があります。
これは現在でいう所のEクラスにあたる、W110という名前のモデル。Eクラスの遠い遠いご先祖様というわけです。
テールライトがワンテールで、尚且つフロントにウインカーがあるので、1.9 Lのエンジンを搭載した190後期型と分かります。フロントウインカーが朱色なのが不自然ですが、それもそのはず。本来はクリアーなので、オーナーさんが独自に手を加えたものでしょう。
実はこの整備工場には他にも旧車やレア車がいましたが、ここでは紹介せず、関連する別の草ヒロと抱き合わせて紹介するつもりです。
…いやぁ、いい出会いがありましたねぇ!
もう一度になりますが、許可を下さった整備工場の方、本当に、ありがとうございました!