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Channel: ころころな趣味。
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さらに!地元のネオクラを探せ!(32)

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『さらに!地元のネオクラを探せ!』シリーズ、再開して最初に紹介する個体は、このシリーズに相応しいレア車でございます。

年式的には全然古くはないですが、見た目のインパクトは大!レア度も高!

知る人ぞきっとお楽しみいただけるクルマでしょう。

 

 

 

 

日産 キューブ スクエア

シルバーパック(TA-AZ10改)

2000年式

神奈川県にて 2015年4月2日撮影

 

この写真を見て一発で名前が浮かんだ人はソートーなマニアとお見受けします。

僕はベース車両が初代キューブであることを見抜くのが精一杯で、このクルマの正式名称はおろか、このような仕様が存在することすら知りませんでした。

 

では、何故写真があるのかというと、同行いただいたフォロワーさんのフォローのおかげでございます。

僕は完全スルーしましたが、これを見たフォロワーさんが、『これは珍しいですよ!オーテックの特仕で、スクエアとかいう名前だった気が…』的なカンジのコトを伝えてくれました。

特別仕様系のクルマとなると僕の知識はゼロに等しいので、こういったお詳しい方と一緒に探索すると、探索がより楽しく、より充実したものになりますね!

 

…で、このクルマの解説ですが、これはあのオーテックが発売した『キューブ スクエア』という人を食ったような名前の特別仕様車です。

 

外装の変更点としては、まず目につくのがフロントフェイス。

一度見たら忘れられないような強烈なお顔です。

ヘッドライトやフロントウインカーは丸型に変更され、フォグランプの位置には、9つの丸い窪みが空けられたシルバーの半球が埋め込まれています。

そして、最も目立っているのが、スクエアの目玉装備である専用フロントグリル。“スクエア”の名に恥じない、スクエア(正方形)な形状グリルです。空気を取り込むことができるように表面はメッシュ加工が施されており、グリルにも丸い窪みが9つ空いております。

エクステリアのその他の変更点としては、リアのドアハンドルやホイールです。この個体はホイールが通常のものに交換されているようですが、本来であれば真っ白な専用デザインの7本スポークホイールが装着されます。

 

内装の変更点も数多くあり、オーディオ機器やメーター周り、シートやドアトリムが専用のものとなっているのです。

 

カラーバリエーションも豊富で、青・黄・緑・桃・銀の5色。

それぞれブルーパック、イエローパック、グリーンパック、ピンクパック、シルバーパックという名前が付いております。

そしてこの個体はシルバーパック。

『…シルバー?ホワイトじゃなくて?』…と思った方、いらっしゃいませんか?

実は、ボディカラーはホワイトの一色のみ。

では、一体何がシルバーなのか…グリルがあるじゃあないですか!

これは僕も度肝を抜かれたのですが、フロントグリルとリアのドアハンドル、メーター周りとオーディオ機器のカラーが変わるのです。

すなわち、これがピンクパックやグリーンパックになると、このクソデカフロントグリルがピンク色や緑色となってしまうということです!!

シルバーパックのこの奇抜な見た目が常識的に思えてしまうくらい目立ってしまうことでしょう。果たしてピンクやグリーンがどれくらい売れたのかが気になるところ。…意外や意外、シンプルなシルバーが一番売れていないのかも知れません。

 

 

ちなみに、スクエアは2000年の9月に発売されたわけですが、その3か月後の12月には、『スクエアGタイプ』という別の特別仕様車もリリースされました。

そちらはカラーが『スクエア』に設定されていなかった黒の一色のみ。基本的なデザインは『スクエア』と同一ですが、フロントグリルのデザインが異なっております。


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