ミニキャブやラルゴ&キャラバンの近くには、こんな草ヒロもいました。
ダイハツ フェローMAX
カスタム(L38CU)
1970~71年式
長野県伊那盆地にて 2014年12月21日撮影
現行ミライースの遠いご先祖様ともいえる、フェローMAXです。
フェローMAXはボディタイプや製造年、グレードによって様々な顔があり、何の資料もなしに全て把握することは難しいのですが、ありがたいことに『自動車ガイドブック Vol.60』にオマケで付いてきた歴代自動車ガイドブックの全データを所蔵しているので、ボディタイプ別・年式別にお顔の違いを理解することが出来ました。
…まだ完璧に覚えたわけではありませんけどね汗
自動車ガイドブックによると、フロントグリルのデザインからフェローMAXの最初期モデルと分かり、グレードもカスタムと分かりました。
タイヤは外され、屋根にはトタンが被せられ、物置としての意気込みを十二分に感じられる草ヒロでした。
トタンから流れ落ちた錆がフロントガラスやリアガラスを汚しているところが見どころです。ボディ全体の錆び方も、ボロボロのグサグサな見苦しい錆び方ではなく、表面的なこんがり錆という点も美しいですねぇ!
前回紹介した草ヒロがチラリズム。
お分かりいただけるでしょうか?