ボディ:富士重工業 R13型
シャシー:日産ディーゼル RM90E or K-RM80E
90:1975~80年式
80:1980~83年式
山形県にて 2015年7月19日撮影
周囲に民家もあまりなく、農作地や茂みがただただ広がる静寂な地を通る道路の脇に、デンと大きなバスが鎮座しておりました。
バスに疎い僕だったので、顔も見えないこのバスをどうして車種特定しようかと悩みましたが、運良く残っていたUDバッヂのおかげで、ボディは富士重工のR13、シャシーの方はRM90またはRM80の短尺車と、かなりいいところまで絞り込むことができました。
RM90とRM80を区別する方法はどうやらあるらしいのですが、それが、エンジンフードの通気口の有無。通気口があるのが90で、無いのが80とのこと。
じゃあこのバスは。。。
…残念!
この個体には肝心のエンジンフードがありませんでした!
…ということで、あえなく型式の特定は失敗に終わりましたとさ。他の方法で特定できるという方は、ご教示いただけますと幸いです。
それはさておき、型式は分からなくとも、この草ヒロの魅力は十二分に僕に伝わっています。
それはもう素晴らしいシチュエーションでした。。。
けたたましく響き渡るセミの鳴き声、どこからともなく耳に入ってくる小鳥のさえずり…夏ながらも雲によって日光は遮られ、涼しげな風が僕の体をなでてゆく…嗚呼、なんと素晴らしいことか!
この写真を見ると、情景として当時のことが思い起こされます。
UDバッジ。
コレがなかったらこのバスの詳細は一切不明だったでしょうね。
やたらとデカいUDバッヂ。
バスのテールランプの比較してこの大きさですから、手に取ってみたら想像以上にデカく感じることでしょう。