超大物や大物が集う場所にいた、ちょっとばかし場違いな初代コースターを前回紹介しましたが、今回紹介するのは、間違いなく大物と言える、超大物と大物に挟まれた白いクルマでございます。
シトロエン CX
2500 パラス
1978~82年式
長野県北部にて 2015年7月20日撮影
一度見たら忘れられない、インパクト抜群なデザインを身にまとうシトロエンのフラッグシップ;CXでした。
人気を博したDS21の後継として満を持して登場したCXは、DSの後継車の名に恥じない風格を持っております。リアタイヤを隠したデザインはもとより、前後に長く高さが低いプロポーション、そして、流れるようなラインを描いたボディはさしずめ“地上の宇宙船”のごとし。
フロントや真横を拝むことができなかったのが残念でありますが、一応地元でも現役の個体と出会っているのでよしとしましょう。
逆に、地元の個体は置かれた場所の関係上リアを見ることができなかったので、これでトントンですわな。
似たようなデザインをもつクルマが二つとない奇抜なデザインを、とくとご覧あれ!
CXとパラスのエンブレム。
メーカーステッカーと車名ステッカー。
シトロエン伝家の宝刀、ハイドロニューマチックサスペンション(通称:ハイドロ)のステッカーもいいですねぇ!
シトロエンが開発した高度で偉大な自動車技術として名高いハイドロですが、現行車種には搭載されていませんし、今後搭載する予定もないとのこと。このまま廃れていってしまうのでしょう。。。
おまけ
ルノー 4 フルゴネット
1978~92年式
長野県北部にて 2015年7月20日撮影
草ヒロではありませんが、単体で紹介するのもアレなんで、フランス車つながりでこの子も紹介します!
某チェーン店にお昼ご飯を食べに行った際に偶然出会った、ルノー4フルゴネットです。
これはルノー4(キャトル)をベースに製造した商用車であり、乗用車の後ろ半分を食パンのようなカタチのボディに置き換えたような、日本では見慣れない形状のボディですが、欧州ではよく見られました。
フルゴネットという名前で呼ばれています。