長らく続いた『夏到来!草ヒロ尽くしのアツい3日間』シリーズも、終盤に入りました。
本日をもちまして、3日目の通常回が最終回となり、次回以降は3日目の『The best』編を経て本編が連載終了となります。
通常回ラストを飾るのは、長野県から地元へと帰る道中で出会ったスポーツカーやスーパーカーたち4台でございます!
果たしてどのようなクルマたちが登場するのでしょうか??
MG MGB ロードスター
1962~69年式?
2015年7月20日撮影
クラシックカーのイベントに行けば1台は見かけることがあるくらい、日本でも親しまれているイギリスのクラシックカーです。イギリスの自動車メーカー:MGが開発したライトウェイトスポーツカーで、MGBという名前。
ボディタイプはロードスターとGTと呼ばれるクーペの2種類が用意されました。
イギリス車らしいデザインを身にまとい、ワイヤーホイールを履いて優雅に高速道路を疾走する姿がよく似合っておりますね。
ちなみに、何度かMCが繰り返され、Mk.Ⅰ~Mk.Ⅲと、米国仕様のラバーバンパーモデルの4種類の仕様が存在するようですが、これはMk.ⅠかMk.Ⅱのどちらかというところまでは絞り込むことができたのですが、Mk.ⅠとMk.Ⅱの違いが分からなかったたため、それ以上は不明です。
年式もこれで合っているか分かりません汗
ミニ マーコス GT
年式不明
2015年7月20日撮影
これもまたイギリス車。マーコスという聞きなれないメーカーが製造したキットカーです。
名前の通り、ベースはミニとなっており、ミニのエンジンとシャシーをもちいて、FRP製のスポーティなボディを被せております。
1966年のル・マン24時間耐久レースで完走した初のイギリス車としてその名を轟かせました。
日本では滅多に見られない貴重なクルマですが、レースゲーム:グランツーリスモには多くのシリーズで収録されているので、見たことはなくとも知っているという方は多いのではないでしょうか。
カエルのような下ぶくれのフェイスがファニーでもあり愛嬌がありますが、残念ながらカメラに収めることはできず、流麗なリアスタイルのみとなっております。
スラッとしたリアスタイルから想像できないフロントのデザインということで、フロントとリアのデザインのギャップが大きいクルマの一つでしょうね。
細かな改良がたびたび繰り返され、Mk.Ⅰ~Mk.Ⅵまであるらしいですが、僕は外車については門外漢であり、文献も持ち合わせていないため、判別不能です。テールランプのデザインは数種類あるようですが、どれがどの時期のモデルなのかは全く分かりません。
また、Mk.Ⅰ~Mk.Ⅳまではマーコス社が1965~70年まで製造し、Mk.ⅤはD&H社が1974~81年に製造し、Mk.Ⅵは再びマーコス社が1991~96年まで製造したということで年式に大きなばらつきが生じており、今回は年式不明とさせていただきました。
フェラーリ テスタロッサ
1986~92年式
2015年7月20日撮影
お次はスーパーカーの老舗メーカー:フェラーリのスーパーカーをご紹介します。
コイツはV12ミッドシップモデルのテスタロッサ。
数あるフェラーリの中では、僕が最も好きなモデルです。横幅を強調した直線的でシンプルなデザインが堪りません!
テスタロッサと言えば(っていうか、フェラーリ全般に言えることですが)、赤色のイメージが強いですが、これはビビッドなイエロー。フェラーリの色としては赤の次によく見る色です。
やっぱり赤色が一番!ですが、黄色も黄色でラテンっぽくてカッコいいですよね~。
日産 GT-R(DBA-R35)
2013~15年式
2015年7月20日撮影
最後は、日本が世界に誇るスーパーカー;日産GT-R!
2007年に期待と衝撃をはらんでデビューし、現在でも基本設計を変えることなく生産が続けられております。現時点では2度BMCが行われており、これは撮影当時は最新型だった、現在でいえば中期型となるモデル。更に細かく分けるなら、中期型の後期モデルとなります。
リアサイドにダクトが見受けられ、ディフューザー上部にバックフォグランプが装着されているのが中期型の証。そして、テールランプがLEDランプでポツポツ円を描いたデザインになっているのが中期型の前期モデルで、この個体のようにそうなっていないのが後期モデルの証です。
大きく設計は変わっていなくとも、細かいところは着実に進化しているのですね。