今回は、メーカー不定のごった煮回。
ピンで紹介するには忍びない、様々なメーカーのネオクラたちを一挙にまとめて紹介します。
マツダ ボンゴブローニィバン
(SREAV/SREAM/SR2AV/SR2AM)
1983~87年式
神奈川県中央部にて 2015年5月4日撮影
同じようなデザインで長らく売られていたためか、あまり古さを感じない初代ボンゴブローニィ。
しかし、登場は1983年なので、この前期型であれば充分古いです。
色褪せたちょっとレトロな看板を掲げた整備工場の物置として活躍している様子でした。
車内にはたくさんのものが積まれていたり、窓が板で目張りされていたりと…物置草ヒロとしてはベテランの風格を感じられます。…が、Bピラーに貼られた初心者マークは、まだ年式が浅く、それなりに最近物置になった新人草ヒロだということを表しているのでしょうか。
長野県北部の平野部にて、僕にとっては懐かしさを感じる年代のクルマが集められたヤードがありました。
A32セフィーロ後期、100系マークⅡ後期、120系カローラ前期…ネオクラと呼ぶには新しいようでも、今やめっきりと見かけなくなったクルマです。
しかし、今回スポットを当てて紹介するのはこれらのクルマではなく…
いすゞ ビッグホーン
ロング 3.1 ディーゼル
(UBS69GW)
or
スバル ビッグホーン
ロング ハンドリングバイロータス
3.1 ディーゼル(Q-UBS69GWS)
いすゞ:1991~98年式
スバル:1992~93年式
長野県北部にて 2015年5月4日撮影
明らかにネオクラと呼べる2代目ビッグホーンです。
いすゞの2代目ビッグホーンは割かしよく見かけますが、この青色は初めて見ました。ネットで検索してもあまり出てきませんし、かなりのレアカラーなのではないでしょうか。
しかも、フロントが見えなかったことで、いすゞのビッグホーンではない可能性も否定できません。
ご存知の方はご存知でしょうが、当時提携関係にあったスバルへ、ビッグホーンをOEM供給していた時期があったのです。
その名も…『ビッグホーン』。
なぜ名前を変えなかったか、紛らわしいことこの上ありません。しかし、それが却ってマニア心をくすぐってくれるのです!
手抜きとしか思えない、果たして売る気があったのか微妙な所ですが、初代と2代目前期までは売られたため、意外と長生きしてます。
スバルと言えば青色ですし、このビッグホーンは実はスバルだったりして…?
いやぁ、ロマンがありますなァ!
ホンダ アコード
1985~87年式
長野県北部にて 2015年5月4日撮影
最後はコチラのクルマ。
珍しさはかなりのものですが、サンバーが手前に止まっていたため、こんな一部分しかとらえることが出来なかったため、ごった煮回にてご登場いただくこととなりました。
3代目アコードのセダンですが、野生の個体に関しては僕はまだこの1台しか見たことがありません。
リトラクタブルヘッドライトを用いた先進的でスタイリッシュなデザインで人気を博しただけに、全く残っていないのが不思議でなりません。これは他のホンダ車にも言えることであり、ホンダの旧車・ネオクラは残りにくいのかも知れません。