今回の『くるぱくのくるまたち』は…イギリス車!
…の中でも、ジャガー!
くるぱくに展示されていたジャガーのサルーン枠のモデルを一挙にご紹介します。
その数なんと…11台!
とくと、ご覧あれ!
ジャガー マークⅤ
ドロップヘッド・クーペ
1948年式
日本自動車博物館にて 2013年8月13日撮影
くるぱくに展示されていた最も古いジャガーです。
ハチャメチャに巨大なヘッドライトがチャーミング。
ジャガー マークⅤ
ドロップヘッド・クーペ
1949年式
日本自動車博物館にて 2013年8月13日撮影
こちらは同じクルマの1949年モデル。
バカみたいに大きかったヘッドライトは小型化され、その代わりにフォグランプが付きました。
水色と藍色のツートンカラーがオシャンティー。
ジャガー マークⅦ
1954年式
日本自動車博物館にて 2013年8月13日撮影
時は1950年代…先ほど紹介した1940年代のジャガー2台と比べると、一気に近代的なデザインになりました。
ジャガー マークⅡ 2.4
1958年式
日本自動車博物館にて 2013年8月13日撮影
『これは…光岡のビュート?』『このクルマ、ビュートにくりそつなデザインじゃん!』
いえいえ、こちらが本家です。
光岡自動車のクルマの多くは、有名なクラシックカーのデザインがモチーフになっており、マーチをベースとしたビュートのデザインの元ネタは、ジャガーが遥か昔に作っていたマークⅡというクルマだったのです。
こうして見ると、結構再現度が高いですよね。
ジャガー マークⅡ 2.4
1959年式
日本自動車博物館にて 2013年8月13日撮影
こちらは1959年モデル。
ほとんどデザインに変化が内容に見えますが、フェンダーミラーの形状が変わっています。
高貴で格調高い印象を与える、シックなグリーンはジャガーにとてもよく似合っていると思います。
トミカにもあったビュートの色もこのような緑色ですし、ジャガーマークⅡと言えばやっぱりこの色ですね。
ジャガー マークⅠ
1959年式
日本自動車博物館にて 2013年8月13日撮影
こちらもビュートの元ネタ、ジャガーマークⅡ…かと思いきや、マークⅡと交代するようにして1959年にその歴史を閉じた、ジャガーマークⅠというクルマです。
デザインはほぼマークⅡと同じに見えますが、フロントウインカーの形状やグリルの形状、フォグランプの有無など、よく見ると異なる点は色々あります。
ジャガー マークⅨ
1960年式
日本自動車博物館にて 2013年8月13日撮影
年式順で紹介しているため、間にジャガーマークⅠとマークⅡが挟まってしまいましたが、このクルマは先ほど紹介したマークⅤ/マークⅦの流れをくむ大型サルーンです。マークⅠ/マークⅡはこれらのクルマよりも一回り以上小さい小型サルーンの分類になります。
フォグランプの数も多く、グリルも大きくどっしりと垂直に構えており、格の違いを感じます。
ジャガーで赤色というと、なんだか珍しい気もしますが、これはこれでよく似合っています。
ジャガー マークⅩ
1962年式
日本自動車博物館にて 2013年8月13日撮影
マークⅨのフルモデルチェンジ版が、このマークⅩ。1962年のクルマとは思えない、かなり近代的なデザインです。
トヨタのセダン:マークX(エックス)ではないのでご注意を。
マークⅩ(テン)ですから、テン。
ジャガー マークⅡ
1968年式
日本自動車博物館にて 2013年8月13日撮影
ジャガーマークⅡはほとんどデザインを変えることなく長期間生産されていたようです。
これは1968年モデル。
1958年/1959年モデルとの違いを探してみては?
ジャガー XJ
1973年式
日本自動車博物館にて 2013年8月13日撮影
デザインはマークⅩを更に現代的にしたようなものになっていることから分かるように、マークⅩの後継となる大型サルーンです。
数字で名付けることはやめたようで、XJという名前になりました。
また、フルモデルチェンジごとに名前を変えるのもやめたようで、これは2代目となるXJです。初代は草ヒロとして発見済みであり、ココで紹介してありますので気になる方は是非ご覧ください。
ジャガー XJ
1984年式
日本自動車博物館にて 2013年8月13日撮影
3代目となるXJです。
日本でも割かし売れたのか、見かけた記憶が何度かあります。
以上が11台のサルーンジャガーでした!
皆さんのお気に入りのジャガーはどれだ!?
この中で言えば、僕はマークⅨが気に入りました。