ルノー ルーテシア
RT 1.8(E-57F3PQ)
1994~96年式
神奈川県西部にて 2015年4月26日撮影
今回登場するネオクラは、駐車場に放置されていた初代ルーテシアの中期型です。
フランスの国民車と言えるほどのヒットを記録したルノー・5の後継車として、多くの期待を寄せられて登場したのがルノー・クリオ。
キビキビとよく走る小型の大衆車として不足はないということでかなりの高評価を獲得し、ルノーの看板車種の座を早くも勝ち取りました。そのためか、名称が変わることなくFMCを繰り返し、現在は5代目が販売されております。フランスの街の光景を構成するクルマの一つとして現在も絶賛販売中。
このクリオというクルマ、上記の車名紹介欄をご覧いただければ分かりますように、日本ではルーテシアという名前で売られています。
なぜ日本だけルーテシアなのかと言いますと…クリオが発売された当時、ホンダはディーラーを3チャンネルで販売する体制を敷いており、そのうちの一つにクリオ店というものがあり、クリオという名称を商標登録していたために、ルノーは日本でクリオという名前で販売することが出来ず、あえなくルーテシアという名前にしたとのことです。
しかし、個人的にはクリオよりもルーテシアの方がフランスっぽくてオシャンティーな雰囲気が漂っているのでルーテシアで良かったとは思いますが。。。
皆さんもご存知のように、ホンダは15年ほど前から販売チャンネルをホンダカーズの1つにまとめてしまっているので、名前を変えておく意味があまりないのですが、せっかく一度定着した名前を安易に変更すると売れ行きが伸び悩んでしまうためか、クリオよりもルーテシアの方が日本人にはカッコよく聞こえるためか(笑)、現在も名称はルーテシアのままです。
ちなみにこの個体は、サイドモールに1.8という数字が書かれていたため、1.8Lエンジンを搭載するRTまたはバカラというグレードになるわけですが、外装パーツにこれといった違いはなく、調べた限りではホイールくらいしか分かりませんでした。
RTは鉄チン+ホイールキャップが標準装備で、アルミはオプションで設定有り。対するバカラは、スポーツグレードということで、アルミが標準装備だそう。
この個体はフロントにこそアルミホイールを履いていますが、これは社外品であり、リアには鉄チンホイールを履いているためこれはバカラではなくRTだということが分かったというわけであります。
今回のルーテシアは珍しいですし、ピンで紹介するに値する個体ではありましたが、ピンで紹介するには忍びないフランス車を撮影していたということで、同じくフランス車であるルーテシアくんと抱き合わせて紹介させていただきます。
シトロエン 2CV6
クラブ(AZKA)
1979~81年式
神奈川県西部にて 2015年4月26日撮影
それがコチラの個体です。
年式はルーテシアよりも古く、草ヒロ度もルーテシアよりも高い。そして置かれたシチュエーションも魅力的。
…という、なかなかよさげに思える草ヒロではありますが、再撮影個体である上に、再撮影であることと時間の関係上から遠方からリアのみを捉えただけにすぎない個体ということで、ルーテシアのオマケのような具合でご登場いただきました。
フロントまで捉えた初発見時の写真はブログでは未紹介のようだったので(とっくの昔に紹介したような記憶があったのですが、探しても見つかりませんでした…。紹介したのは気のせいだったのでしょうか笑)、いつか機会があればお見せしたいところであります。
ダイハツの古い看板がイイ!
シャレードの隣はミラと書かれているようでしたが、その隣はいくら画像を加工しても文字が浮かび上がってこなかったので不明です。
…ま、その方がロマンがあって良いというものですが。