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Channel: ころころな趣味。
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草ヒロ♪春の廃まつり♪(19)

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先週紹介した、サブロクのナンバーを付けた不思議なキャリイ

前回の写真で勘のいい方は気付かれたかもしれませんが、キャリイの隣にはキャリイと同じくナンバーが付いた旧型トラックが仲良さげに佇んでいたのです。

 

 

日産 バネット

ロング スーパーロー 850kg積

ディーゼル 2000DX(N-EGC120)

1986~88年式

山梨県甲府盆地にて 2018年3月23日撮影

 

しかし、あからさまに規格外のナンバーを付けていたキャリイとは異なり、このバネットには登録車の4ナンバーという正規のものが付けられておりました。

また、車検シールは撮影当時においては現行のデザインのものが貼り付けられていたので、こう見えて現役の可能性があります。

おまけにこの日撮影した別の現役旧車も一緒に紹介するということで、このバネットも現役旧車と見なして『現役旧車・博物館(日産・プリンス)』カテゴリーに設定しておきました。

 

錆びてしまった屋根が雨に濡れることによって流れ出た錆がボディを直撃し、バネットのお顔を線状の錆が汚してしまっていたり、放置車両だと勘違いした業者が買取紙をワイパーに挟んでいったりと、少々可哀想な境遇に陥っているようですが、もし現役なのだとしたら、そのような仕打ちにめげずに現役車として生を全うしてもらいたいものですねぇ。

 

ちなみに、向かって右側に車名ステッカーが付けられていたため、これはサニー/チェリー/ダットサンの区別が無くなった後、短期間だけ生産されたモデル末期の初代バネットだということが分かりました。

また、幌のフックの本数からロングボディ、荷台の高さからスーパーローだということも分かります。

 

 

 

さてさて。

バネットと抱き合わせて紹介する現役旧車とは…?

 

日産 セドリック 4ドアセダン

2000 GL(C-331)

1976~77年式

山梨県甲府盆地にて 2018年3月23日撮影

 

330セドでした!
立派な旧車ではありますが、リアの1枚しか写真を撮らなかったということで、バネットと共に紹介する運びとなりました。

三桁ナンバーが付けられていたので、当時からずっと乗ってきたのではなく中古で購入したマニアの所有物と思われます。

しかしながら、オーナーさんの趣味なのか、ホイールは黒鉄チン、そしてボディにはキズや凹み、汚れが見られるという、当時モノの風情を感じさせる個体でした。ピッカピカで新車のような状態の旧車も良き物ですが、このような旧車もまた魅力がありますよね。

『西部警察』にて、派手にジャンプしたり横転したり派手に爆破されたりするスタントカーの雰囲気を感じました。


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