スバル 360(K111)
1958年式
トヨタ博物館にて 2013年3月9日撮影
今日の1台は、スバルが生んだ「国民車」、てんとう虫ことスバル360です。
スバルのルーツは中島飛行機という飛行機メーカーで、その時代に培った航空技術を応用して設計されたスバル360は、高い走行性能と居住性で高い人気を誇りました。その甲斐あってか細かな改良を繰り返しつつ12年間生産され、約40万台が生産されたらしいです。
この愛嬌のある丸っこいデザインや、生産台数の多さから今でも人気が高く、生産終了から43年経った今でも時たま走っている姿を見ることができます。
これは「デメキン」と呼ばれているヘッドライトが飛び出したデザインの初期モデルで、分割型バンパーだと更に古い最初期モデルとなります。さすがにこれを見ることは皆無ですが、先ほど書いたように後期のモデルは草ヒロとしても、現役としても多くの台数を見ることができ、クラシックカーミーティングなどでは必ずと言っていいほど出場しています。
それにしても、なかなかお目にかかれないデメキンを見ることができるトヨ博ですが、いつ見ても可愛いですよね。ボディが淡いブルー、ルーフが濃いブルーというオシャレなツートンカラーも好感が持てます。スバル360の中では中期型の後期型が好きなコロニーですが、皆さんはいつ頃のモデルがお好みですか?