サニーカリフォルニアの発見に気をよくした僕は、更に何か草ヒロがいないかその道をずんずん進んでいくことにしました。
すると、そんな草ヒロマニアの心を読んでいたかのように、駐車場に一台のクルマが放置されていたのです…!
スズキ ジムニー
1300 シエラ(E-JB31W)
1993~95年式
神奈川県西部にて 2020年4月7日撮影
その車種は、僕にとってはなじみの深いスズキ・ジムニーでした。
遠目から見た時は単なるJA11ジムニーかと思っていました(それでも地元での新規発見に大いに喜んだでしょうけど)が、実際はその予想の斜め上を行く、登録車のジムニーだったのです!!
型式はJB31。
これまではジムニー8、ジムニー1000、ジムニー1300…といったように排気量に関する数字をサブネームに据えていただけの登録車仕様でしたが、こちらのJB31からはシエラというサブネームが付けられ、より軽自動車との差別化が図られたターニングポイント的モデルです。
シエラのサブネームが付いてから5年後、その前年に登場した“ワゴンRワイド”と名称を統一するためか、一時的に“ジムニーワイド”に名乗りを変えた時期もありましたが、すぐにシエラに戻り、シエラの名称は現在も変わらず使われているという、意外と歴史ある名称なのです。
軽の2代目ジムニーよりも圧倒的に遭遇台数が少ない2代目の登録車ジムニー。
当時売れたけど現存が少なくなったのか、当時から大した数は売れていなかったのか、出会えていないのは単に僕との相性が悪いのか、いずれの理由かは分かりませんが、僕にとっては珍しい一台であることに変わりはないので、偶然出会うことができて良かったと思います。
地元もまだまだ捨てたものではありませんね!