No.002
いでぼくジャージー牛乳
分類:牛乳 会社名:(有)井出種畜牧場
乳脂肪分:4.3%以上 無脂乳固形分:9.0%以上
保有枚数:3枚
関連商品:いでぼく牛乳/いでぼくブラウン牛乳
前回紹介した『いでぼく牛乳』とほぼ同時期に、小学校低学年の頃に手に入れた牛フタです。
こちらの『いでぼくジャージー牛乳』は『いでぼく牛乳』を売っていたお店で一緒に売られていました。初めて見つけた牛乳瓶を売っているお店にまさか2種類もの牛乳が売られているとは思っていなかったので、本当に嬉しかったですねぇ。
『いでぼく牛乳』は牛乳らしく、青と白のツートンカラーでしたが、ジャージー牛乳の方はちょっと高級な雰囲気を感じるボルドーと白のツートンカラー。
デザインは『いでぼく牛乳』と同じ、角が丸くなった正方形というべきか、平らな部分がある円形というべきか、ちょっと形容しがたい真円とは異なる形がデザインされていました。
ところで、この商品名に入っている“ジャージー牛乳”という言葉。聞いたことがあるという方はいらっしゃるでしょうか。
ジャージー牛乳というのは、ジャージー種という品種の牛から搾った牛乳のこと。
乳牛と聞いて多くの人がイメージするのは、白と黒のツートンカラーの牛さんでしょうが、それはジャージーではなくホルスタインという品種。
ジャージーは全体的に茶色(薄い茶色からこげ茶色まで個体差は有り)の牛さんで、世界的に分布している品種ではありますが、日本ではホルスタインが一般的であるため、ジャージーを飼育している牧場はあまり多くはありません。
しかし、ホルスタインから採れる牛乳よりも、乳脂肪分率や無脂乳固形分率(タンパク質やミネラル、ビタミン類などの栄養素の割合)がはるかに高く、コクがあって濃厚な味を味わえるのがジャージー牛乳ならではの特徴です。
また、牛乳中に含まれる脂肪球が大きいという特徴もあり、それによって牛乳を攪拌する際に脂肪球同士がくっつきやすくなり、ホルスタイン牛乳よりもバターを作りやすいという利点もあります。
前回も書きましたが、初めて購入した方(左)はフタの取っ手を引きちぎってしまったのでご覧の有様。
後程買い直したのが右のフタです。
まったく、小学生時代の自分には困ったものだ笑