草ヒロアワード2013メーカー別編です。
トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱、スバル、スズキ、ダイハツ、いすゞ、日野、他メーカー、外国車の12コのジャンルに分けます。その中の今年発見した草ヒロで一番良かったもの/印象に残ったものに賞を与えます。何度も言いますが、これも未紹介個体が大部分を占めている(汗)のでご注意ください。
まずは、トヨタ部門です。
1.トヨタ部門
トヨタ カローラ2ドアバン1100デラックス(KE16V-D)
1967~68年式
長野県松本盆地南部にて 2013年3月20日撮影
※未紹介個体
初代の前期型のカローラバンです。初代の前期のバンで珍しく、バンに似つかわしくない赤いボディが印象的でした。長野で撮影したものですが、長野コンディションとはかけ離れたボロディションでした。これはこれで、草ヒロの貫禄が出ていていいですね。
2.日産部門
日産 ダットサン1200トラック(320)
1964~65年式
山梨県甲府盆地にて 2013年3月31日撮影
※未紹介個体
これぞ大物!ダットサントラックの320型のお出ましです。ブルーバードに準じた顔つきになったのもこの代からです。角形のウインカーからすると後期型ですが、古さも貫禄も珍しさも十分です。レンタサイクルで偶然見つけ、じっくり見れる環境にあるのでコロニーのお気に入り個体となり、付近を通る度に顔を見に行ってしまうほどです。
3.ホンダ部門
ホンダ TN360
1967~70年式
山梨県甲府盆地にて 2013年5月3日撮影
※未紹介個体
記念すべき、初TN360です!これもレンタサイクルで発見し、入り組んだ農道ゾーンにいたので普通のクルマで見つけるのはほぼ不可能でしょう。TN360といえば白や青色のイメージがあり、このエメラルドグリーンが強烈に印象深かったです。朽ち方、珍しさと共に高水準ですね。
4.マツダ部門
マツダ B360ライトバン
1961~65年式?
愛知県東三河地域にて 2013年3月9日撮影
これは紹介済みの個体ですね。フロントが崩壊して残念なことになっていて、そのせいで前期か中期かの区別ができませんでしたが、それはそれで良き思い出です。他に良い草ヒロがなかったせいもありますが、B(ブッ壊れ)360が受賞です(笑)。
5.三菱部門
三菱 ミニカ70デラックス(A100)
1969~70年式
山梨県甲府盆地にて 2013年9月22日撮影
※未紹介個体
三菱部門では、年ごとに名前が変わるというややこしい設定だった2代目ミニカがノミネートです。特にこれは、「Minica」のエンブレムが下方に位置する一番初期の頃のモデルで、2代目ミニカ自体が初発見だったということもあり、結構嬉しかったです。
6.スバル部門
スバル 1000 2ドアバンスタンダード(A40)
1968~69年式
山梨県甲府盆地にて 2013年3月23日撮影
※未紹介個体
スバル部門は大物、スバル1000の2ドアバンです。・・・と言っても、これじゃ分からないでしょうが、確かに2ドアだったので。スバル1000も初発見で、このレンタサイクルを借りまくった春休みは、まさに草ヒロとの「出会いの春」となりました。軽自動車やワンボックスを見つけるより、ライトバンを見つけた時の喜びが大きい気がするのですが、皆さんもそういう認識はありますでしょうか。
7.スズキ部門
スズキ キャリイ360(L30)
1966~69年式
神奈川県中央部にて 2013年10月13日撮影
※未紹介個体
先にネタバレしますが、「ホビーオフ/ハードオフで収穫した自動車カタログ・トミカたち+α」シリーズの超大物というのは、このL30キャリイです。まさか地元神奈川でこのような草ヒロが見つかるとは・・・、まったく恐ろしいものですね。状態も良好ですし、スズキ部門では余裕のトップでした。
8.ダイハツ部門
ダイハツ ハイゼット360(S37)
1968~70年式
山梨県甲府盆地にて 2013年5月3日撮影
※未紹介個体
ダイハツ部門1位は、巨泉ハイゼットの前期型です。TN360を発見した同じ日に発見しました。今年巨泉ハイゼットは3台見つけましたが、これを選んだのはやはりこの営業カラーと屋号ですね。“廃”ゼットといえるほどフロントが錆びていますが、意外と部品が残っているのも好印象でした。
残念ながら、いすゞ、日野の今年見つけた草ヒロで特に良いといえるものはありませんでした・・・。
気を取り直して、その他のメーカー部門です。
9.その他のメーカー部門
愛知機械工業 コニーワイド360バン
1967~70年式
山梨県甲府盆地にて 2013年5月5日撮影
※未紹介個体
これぞ、今年見つけたイチバンの草ヒロといっても過言ではありません。超大物、コニーワイドの参上です!ピラーが折れてフロントが崩れ落ち、惨状といった具合ですが、正直かなり嬉しかったです。今年は2月にもコニーワイドを見つけているのですが、それは色々なサイト様で紹介されているのでこの誰も紹介していない(と思われる)山梨のコニーワイドバンが選ばれました。
いや~、これはすごい草ヒロでした。
10.外国車部門
シンガー ヴォーグ
年式:1960年代?
茨城県にて 2013年4月29日撮影
※未紹介個体
最後は外車部門のシンガー・ヴォーグです。コニーワイドのインパクトが大きくて特に珍しくもないように見えますが、結構珍しいと思います。イギリスのルーツグループの1つであるシンガーという自動車メーカーが販売したセダンがヴォーグです。詳しいことは僕も知りません(汗)。
この一体は外車のヤードとなっており、珍しいイギリス車がゴロゴロしていました。
以上でメーカー別草ヒロアワードの終了です。
次は特別賞!一体どのような草ヒロが登場するのでしょう?といっても、あまり超大物系はありませんので悪しからず。