オースチン・ヒーレー スプライト
1958年式
トヨタ博物館にて 2013年3月9日撮影
ここまでファニーで愛嬌のある顔をしたスポーツカーはそういないでしょう。
イギリス最大の自動車メーカーである、BMCのオースチンというブランドの中で、スポーツカーを生産するオースチン・ヒーレーというブランドで造られたのが、このスプライトです。オースチンヒーレーは100や3000というクルマも生産していましたが、どれもファニーフェイスが大きな特徴。
このスプライトは中でも特徴的な顔をしています。2つの飛び出たヘッドライト、これによってカエルだとかカニ目だとかいう愛称が付いています。
こんな可愛い顔をしておきながら、走りはスポーツカーそのもの。1.0Lの直4OHVエンジンで43psと、決してパワーがあるとは言えないのですが、600kgという軽量なボディのため軽快なハンドリングが楽しめたそうです。