いすゞ ベレット1600GT(PR90)
1966年式
トヨタ博物館にて 2013年3月9日撮影
ベレットは1963年、いすゞの高級車の役割を担っていたベレルの小型版として登場しました。小型版という位置付けながら、ファミリーカーとしてもスポーツカーとしてもヒットし、軽量なボディを生かした走りの良さも有名となりました。
これはクーペボディのスポーツタイプであるGTですが、実はコレ、日本で最初にGTを名乗ったクルマなのです。レースでも数々の活躍を見せ、ベレット最強モデルのGTtypeRは今でも愛好家が多く、今日現役で見る機会が最も多い旧車の一つである気がします。
このGTは前期型で、1600ccOHVエンジンを搭載し88psを発生しました。