マツダ キャロル360デラックス(KPDA)
1966~70年式
家より半径5km圏内にて 2013年1月20日撮影
先週紹介したブルーバード の後ろに、あたかも心霊写真のようにひっそりと写っていた旧車がいたことをお分かりいただけたであろうか。その旧車というのは、マツダの軽乗用車、キャロルでした。意外にも、キャロルは売れたようで売れていないクルマのようで、博物館外で見たものはこれを含めて3台しか見たことがありません。
フロントのデザインで一発で後期型と分かりますが、困ったのはグレード判定。キャロルの大きな特徴の一つである2トーンカラーは、スタンダードにもデラックスにもあるので、これはグレード判定の決め手とはなりません。やはり一番有効なのは、メッキパーツが多く使われているかどうかですね。そこに注目すると、窓枠はゴム製。・・・「じゃあ、スタンダードか~、一件落着!」と、言いたいところですが、よく見るとサイドマーカーが付いているではありませんか!サイドマーカーはデラックスのみに装着されているので、これではグレードがキッパリ特定できませんね。僕が思うに、メッキモールは外そうと思えば外せるので、デラックスとしておきましたが・・・。皆さんはどう思われますか?
車検シールは平成12年で時を止めており、13年間ここに居座っているということですが、案外状態は良好のよう。まだ走れそうなのにずっとここに留置させておくには可哀想なので、誰かに起こしてもらえると良いですね。