フェラーリ 328GTS
1985~89年式
大磯PAにて 2013年8月10日撮影
前回は日本車のスーパーカー×2 をご紹介致しましたが、このシリーズのトリを務めるスーパーカーというのは、スーパーカー界の王様、フェラーリです。
飲み物を買いに小田原厚木道路の大磯PAへ寄り、ジュースを買ってPAから出ようとした時に偶然発見。親子共々「おお~フェラーリだ!328かな?」と多少興奮気味になりました。それでも車内からの撮影を試みようとするもタイミングが合わず、見事にフロントがチョン切れてしまいました(汗)。
家に帰ってから調べてみると、コレはやはり328でした。328は今で言う458のクラスに位置し、270psを発生させる3200ccのV8エンジンをリアに搭載し、MRレイアウトで構成されています。308から1985年にFMCしましたが外見は308の面影はまだ残っており、主な違いとしてはグリルのデザインが少々近代的になったぐらいです。1989年に生産を終了し、後継車種は348となりました。
ボディのデザインはピニンファリーナのデザイナーが担当し、歴代フェラーリの中で最もフェラーリらしく優雅で美しいデザインと言われているらしいです。確かに僕も、最近のフェラーリの攻撃的で猛々しいデザインとは対照的で、金持ちのお嬢様が乗ってもいいような上品で落ち着いたデザインだと思います。
ボディタイプはベルリネッタ(屋根付き)とスパイダー(タルガトップ)の2種類が用意され、それぞれの頭文字を取ってGTB、GTSと名付けられました。この個体はお分かりの通り、タルガなのでGTSですね。当初はGTSの方が人気が高かったのですが、現在ではボディ剛性面や希少面からGTBの方が人気が高く、高値で取引されるようです。
次回からは、このドライブの様子、つまり、道路の写真や景色の写真を2回に分けてご紹介していくつもりであります。