トヨタ トヨペット・コロナ4ドアセダンデラックス(RT40-D)
1964~66年式
トヨタテクノミュージアムにて 2013年8月6日撮影
ブルーバードとコロナによる、所謂「BC戦争」という販売競争が激化し始めたのは、コロナが3代目になってからでした。コロナが初代、2代目の頃はダットサン/ブルーバードの圧勝でしたが、1964年にFMCした3代目コロナは、「今までのコロナとは一味違う」といった具合にデビューし、「尻下がり」と評された2代目ブルーバードに見事勝利したのでした。これは1966年まで生産された前期型で、グリルとは別にライトベゼルが装着されているのが特徴。中期型や後期型はグリルとライトが一体化します。
ちなみに、コロナが乗っているこの大層な装置はシャシーダイナモメーターと言って、簡単に言ってしまえば、エンジンの性能を計測・確認するときに使用される動力計です。ダイナモメーターを連結したローラーの上でクルマのタイヤを動かすことで燃費や動力性能などが解るというスグレモノです。