トヨタ カローラ2ドアセダンデラックス(KE10D)
1966年式
トヨタテクノミュージアムにて 2013年8月6日撮影
皆さんご存知、高速巡航性能の優れたトヨタの小型大衆車、カローラ。初代は1966年に登場し、ライバル日産が同年に生産したサニーが1000ccだったので、トヨタのカローラは発売時期を遅らせて1100ccで世に出ました。キャッチコピーに「プラス100ccの余裕」を掲げたものですから、CS戦争とも言われるカローラとサニーの強烈な販売競争が勃発しましたね。
エンブレムその①
Fフェンダーにあります、「Corolla」エンブレムです。
ちなみに、トヨタは冠がお好きなようで、冠に関連する車名がいくつかあります。このカローラは花冠、一つ上のコロナは太陽冠、高級車クラウンは王冠、年代はズレますが、カムリは冠(かんむり)から来たものなのです。・・・まぁ、ちょっとした豆知識です。
エンブレムその②
リアにある筆記体で書かれた「Deluxe」エンブレム。見ての通り金色で飾られており、デラックス感を演出しています。
おまけ
トヨタ カローラ2ドアセダン(KE11)
1968~70年式
家より半径15km圏内にて 2012年1月22日撮影
参照:未紹介個体のため参照無し
未紹介個体ではありますが、同じ2ドアのカローラの草ヒロをさらっと紹介します。
・・・と、ここで問題。トヨテクのカローラとこのカローラ、どこが違うでしょう?あ、周りの風景やクルマの色、状態は無しで。時間がないので(謎)、答えを発表します。グリルデザインとウインカーの色&形が違うのです。
早い話がこちらの個体は後期型、トヨテクのは前期型ということです。
1968年や69年の当時モノのバッジが付いていたり、ブレーキパッドで知られているフェロードのステッカーがFウィンドウに貼られていたりと、大事にされていたことが窺えます。状態が良いので、どなたかレストアを。