トヨタ カローラレビン(TE27)
1972年式
トヨタ博物館にて 2013年3月9日撮影
これは、皆さんご存知、トヨタの小型スポーツカーであるカローラレビンの初代モデルであります。カローラレビンは1972年、2代目カローラのクーペをベースとし、セリカにも搭載されていたテンロクの直4エンジンを載っけて登場しました。当初はカローラクーペの高性能Ver.として登場したもので、カローラクーペと外見上で見分けられるのはオーバーフェンダーの有無くらいでしょう。太いタイヤをコストをかけずにボディに収めるには、オーバーフェンダーの存在が欠かせないのです。
余談ですが、もともと、初代のカローラのクーペ版がスプリンター。そして2代目になってスプリンターがカローラから独立したため、カローラクーペが登場。そしてそれを更に性能向上させたのがこのカローラレビン。で、カローラのクーペ版だったスプリンターが更に性能アップされて登場したのがスプリンタートレノだと考えると、実質レビンとトレノは同一車種、つまり兄弟関係にあるということが良く解りますね~。
初代のカローラレビンには、やはりこの渋い深緑色が非常に良く似合っていてカッコイイですよねぇ。