日産 ダットサン・サニー2ドアセダンデラックス(B10F)
1968~70年式
群馬県西毛地域にて 2014年1月12日撮影
昨日はブログ更新の時間を取れなかったため、更新が出来ませんでした。申し訳ございません。
さて、今日は“旧車ヤード第二”の奥の方にあった旧車をまとめて2台紹介します。前回同様、2台とも日産車です。このヤードは日産車が多いですねぇ~。
まずは、初代サニーです。廃車置き場ならではの大小様々なタイヤが転がっていて、顔が半分隠れてしまって残念ですね。それでも、年式の判定は余裕に出来まして、1968~70年までの後期型です。グリルのデザインが横線基調になっていれば後期型、格子状になっていれば前期型なのです。
ウィンドウフレームがメッキなので、グレードはデラックス。デラックスでさえ全席にヘッドレストが無いというところに時代を感じます。それは大衆車なので仕方ないことなのかも知れませんが、長時間のドライブには不向きですね。
日産 スカイライン4ドアセダン2000GT(GC10)
1968~72年式
群馬県西毛地域にて 2014年1月12日撮影
次に紹介するのは・・・、顔がちょうど無くなっていますが、皆さんもお分かりいただけたでしょう、今でも多くのファンを擁する、プリンス/日産のセダン、スカイラインです。なかでもこれは、プリンスとの合併後に誕生した3代目スカイライン、愛称は言うに及ばず「箱スカ」です。登場した1968年では、まだ箱型のカクカクしたデザインのクルマは珍しかったのでこの愛称が付いたとされます。
今ではスカイラインは一般庶民には手が届きにくい価格層のクルマになってしまいましたが、この頃はブルーバードとあまり値段が変わらない「スタンダード」なるグレードもあったのです。まあ、残念ながらこれはスタンダードではありません。ノーズが長いため、直列6気筒エンジンを搭載したスポーツグレードの2000GTでした。GT-Rだという可能性も無きにしも非ずですが、普通に考えて2000GTだというのが妥当でしょう。
年式判定に大事なパーツである、ライトとグリルがごっそり抜けているため、前期か中期か後期か全く判りませんでした。サニーとは対照的で状態が悪く、ルーフとボンネットの辺りが特に錆の侵食が酷い箇所っぽいです。少しでも押せば穴とか簡単に空いてしまいそうですね(汗)。
“旧車ヤード第二・奥”の全体像です。実は、皆さんも薄々気付いていらっしゃるでしょうが、2代目サニーと初代サニーとの間に60年代あたりと思しきかなり古そうな旧車があります。2代目サニーが邪魔で車種等も全く見当がつきません。近付くことも考えましたが、さすがにそれをするのは躊躇われたので諦めました。一番珍しそうなクルマに限って、一番撮影しにくい場所に置いてある、お約束であるかのようにそういったシチュエーションに遭遇することがよくあります。