トヨタ カローラレビン2ドア1600GT-APEX(AE86)
1983年式
トヨタ博物館にて 2013年3月9日撮影
「車両型式が最も有名なクルマ」であろう、トヨタのスポーツクーペ、カローラレビンの5代目モデルです。愛称は、AE86という型式名に由来するハチロクでして、FMC後のAE92レビン/トレノがFFになってしまったことにより、ライトウェイトFRスポーツカーの存在が走り好きの人達の間で重要視され、ハチロクが爆発的な人気を誇ることとなったのです。
AE86スプリンタートレノが活躍する漫画、「頭文字D」もハチロクの人気を後押ししたとされ、特にトレノの人気がイニDを読んだ若者達によって急上昇し、状態の良いものはかなりの高値で取引されているようです。
これもイニDの影響か、ハチロクといえば白黒の“パンダ”と呼ばれる2トーンカラーの方が有名ですが、トヨ博に展示されていたハチロクは赤黒の2トーンでした。パンダも良いですが、この赤黒も結構カッコイイと思います。リアにちょこんと付いている黒いリアスポイラーが良きアクセントとなって、スポーツ感を引き立てていますね。
現在でもハチロクは良く見ますが、そのほとんどが何かとチューニングされており、ノーマルのハチロクは極めて少ないでしょう。特に、ホイールまでノーマルなのはかなり希少なのではないでしょうか。僕的にはこのデザインのホイールのデザインもなかなかだと思うのですが。