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コニー ３６０ワイドバンスタンダード（ＡＦ１１V）
１９６８～７０年式
レア度：★★★★☆（現存数はかなり少ないと思われるが、一桁台には及ばない。見つけられたらかなりラッキー）
今までの発見台数：４台 山梨・長野での発見台数：４台
長野県松本盆地にて ２０１３年２月１０日撮影
参照：「レンタサイクルＤＥ電車×自転車探索 Ｔｈｅ ｂｅｓｔ（３）」
一年以上前に、一度紹介したことのある個体ですが、コニーワイドの草ヒロはこれで締めさせていただきます。明日からは、コニーＡＦ７Ｖ特集です。
この個体はウインカーのサイズが大きいので、１９６８～７０年まで製造された前期型の後期型。一昨日紹介したコニーワイドと同じ市にあり、見つけやすさと知名度で言えば間違いなくこちらの方が上でしょうね。県道から容易に見つけることができます。その見つけやすさが仇となっているのかどうかは分かりませんが、昨日の個体よりも更に状態が悪く、テールランプ以外のガラス類は全滅のようでした。真っ白なボディでライトが抜けた姿はあたかも髑髏のよう。夜見たら怖そうな一台に仕上がっておりました。
車内は枯れ草で埋め尽くされており、夏になったら一体どうなるんだと、１度見てみたいものですが、恐らく車内はジャングル状態でしょうね（笑）。これでは物置として使えそうにもないですが、「取り敢えず置いてある」という心意気に感謝したいです。
コニーワイドの定番カラーである新幹線カラーでないという特異性、グレードもスタンダードですし、アクセスや撮影もしやすいので、やはりこれもかなりのお気に入り個体でした。これを発見したのはコニーをまだ見たことがない時だったので、これがコニー初発見個体となり、有名な個体とは言え、物凄く喜んだ覚えがあります。
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写真もとにかく撮りまくり、思い出のある個体だったのです。
・・・なのに・・・
このコニーワイドは撤去されてしまったのです！！
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まだ１度しか訪れていないので、久々に見てみたいなと、撮影から約２年後となる２０１５年の２月８日に行ったら、そこには何もありませんでした・・・。
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やはり、物置として使っていなくてオーナーの方が見切りをつけたのか、解体業者が目をつけたのか、はたまた両方なのか、他の理由があるのかは分かりませんが、とにかく残念でした。使える部品もほとんどなさそうでしたし、レストアベースにするにもかなり厳しいと思われるので、マニアが持っていったということはほとんどないでしょうが、松本盆地南部の「顔」とも言える個体が撤去されてしまったのは、もう何も言えないくらいショックでした。
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ちなみに、コニーを見つけたらほぼに目に入るという程、コニーの目と鼻の先にある初代ミニキャブ初期型は無事でした。
このことを、ミニキャブが持ち出しにくい位置に居るためか撤去されなくてラッキーだったとポジティブに考えるか、よりレアなコニーの方だけ撤去したとネガティブに考えるかどうか迷うところですが、本当に残念でした。まぁ、これも時間の流れで仕方のないことだと考えれば幾分か楽になりますが・・・。